※この記事は、2024年9月17日に更新しました。
新電力「Japan電力」と東京電力ではどちらが節約できるの?
新電力へ乗り換えたいけど、プランの違いや特長など分からず詳しく調べるのも面倒で乗り換えをためらっている方も多いと思います。
- 基本料金
- 使用電力量料金
- 燃料費調整額(毎月変動)
- 再エネ賦課金(各社同単価)
- 容量拠出金反映額(※Japan電力・新たに請求される)
の上記合計です。
(※Japan電力では、2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。容量拠出金反映額については、下記項目を参照してください。)
再エネ賦課金は、各社同単価のためどの電力会社でも変わりません。
そのため、どちらがお得に利用できるか比較するには、基本料金・電力量料金単価・燃料費調整額の3つを比べるとわかります。(※昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しです。また、Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランで現在高くなっており、電気料金も高くなっています。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。)
この記事では、下記悩みを解説します。東京電力では、2024年4月1日から料金見直しをしています。
2024年電気代値上げと対策については、こちらの記事をご覧くださいね。
私は、2023年7月にJapan電力くらしプランS(関西エリア)へ乗り換え2024年9月現在1年2か月です。乗り換え前と比べて乗り換え後から現在までの電気代節約額は、約9,500円程です。
(Japan電力の燃料費調整単価は、高くなっており電気料金が高くなっています。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。)
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コスモでんきと東京電力を料金比較しています。コスモでんきは地域の大手電力会社と同じ料金設定+独自の特典で利用できます。ぜひこちらもご覧ください。
Japan電力の料金プランくらしプランS・しごとプランS・くらしプランT
Japan電力の料金プランは3つです。プラン内容は下記になります。
プラン | くらしプランS | しごとプランS | くらしプランT |
おすすめユーザー | 一般家庭向け 特に電気使用量が多い家庭 | 電気を多く使う家庭 商店 | 一般家庭向け 修理プランセット (※月額負担あり) |
基本料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
電力量料金単価 | 2段階設定 2段階目が1段階目より安い | 2段階設定 2段階目が1段階目より安い | 3段階設定 2段階目が1段階目より割安 3段階目が2段階目より割安 |
※1年未満の解約で3,000円(税抜き)の契約解除料が発生します。
くらしプランSの基本料金・電力量料金単価
Japan電力は、3つのプランすべて基本料金無料です。
家族が多い方ほど同時に使用する電気の量が必要でアンペア数が大きくなるので基本料金も高くなりますが、Japan電力は基本料金無料なので大手電力と比べて、地域によりますが3~5人世帯では毎月1,000円~2,000円の節約になります。
基本料金の負担がなくなるだけでかなりお得です。
電力量料金単価は、2段階設定で、401kWh以上~は単価がさらに下がるので電力使用量の多い世帯の方は、特に3人~5人世帯は、よりお得お得な料金で利用できます。
エリア | 基本料金 | 1~400kWh | 401kWh~ |
東京 | 無料 | 27 | 26 |
Japan電力の電気料金プランについては、こちらも参考にしてください。
くらしプランTは「つながる修理サポート(Z)」がセット
くらしプランTについて
- 家電の修理サポート「つながる修理サポート(Z)」がセット
- 家電や住宅設備のサポートが受けられる
- 毎月サービス料 550円(税込み)が別途負担
- 給湯器
- IHクッキングヒーター、ガスコンロ
- エアコン、冷蔵庫、洗濯機
- テレビ、レコーダー、コンポ
- 掃除機
- 炊飯器、電子/オーブンレンジ
- 空気清浄機、除湿/加湿器
- 食器洗い乾燥機
※つながる修理サポート(Z)は、匠ワランティアンドプロテクション株式会社がサービス提供しています。
対象の国内外200メーカーの製品の修理手配が電話ででき、対象の家電、住宅設備機器は、上限まで無償修理サポートが受けれます。
※さまざまな条件がありますのでくらしプランTが気になった方はぜひチェックしてくみてくださいね。
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くらしプランTの基本料金・電力量料金単価
エリア | 基本料金 | 0~120kWh | 121~300kWh | 301kWh~ |
東京 | 無料 | 29 | 26.50 | 25 |
容量拠出金反映額について
日本の電力取引市場のひとつである「容量市場」(日本全体の供給力(kW)を効率的に確保する新たな電力取引市場です。将来必要な供給力を予め確保することにより、電力の安定供給の確保や、電力取引価格の安定化を実現することが期待されております。)に関しまして、2024 年 4 月より、容量拠出金制度が開始されます。これは、電気事業法によって供給能力の確保が義務づけられている小売電気事業者等が、容量市場において国全体で確保した供給力について容量提供事業者に対して支払う対価(容量拠出金)を負担する制度です。
Japan電力公式サイト
当社は、この容量拠出金に相当する額として当社が定める金額をお客さまにご負担いただくため、2024 年 4 月の起算日以降の期間において使用される電気の料金につきまして、新たに「容量拠出金反映額」を追加いたします。
将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)
一部の電力会社では、この負担を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違いますが、Japan電力は、電気料金と一緒に請求されます。
容量市場とは何か解説
容量市場とは?(2020年開設・2024年導入)
- 将来の電力供給力(kW)を確保するための市場
- 将来の国内での電力の供給能力を効率的に確保する仕組み
- いろいろな電気事業者が電力の供給能力を確保する手段のひとつ
なぜ容量市場が導入されたのか解説
化石燃料などのエネルギー資源が乏しい日本では、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの導入拡大が進みましたが、これらの電気は、季節やその時期の天候などにより変動するため発電力が不安定です。
その発電量の調整には、火力発電所による調整が必要ですが、電力の自由化により
- 市場価格の低下のため、新しい火力発電所の建設が困難
- 老朽化した火力発電所の施設の補修ができない
という不安があります。
そのため、安定した電力供給を推進する仕組みが必要となり容量市場の導入となりました。
- 電気が必要な需要のピーク時に十分な電力の確保
- 電気の安定供給
- 電気事業者の安定した運営
- 電気料金の安定化など消費者にとってメリットになる
Japan電力各プランの令和6年度・容量拠出金反映額は下記となります。(現在のところ令和6年9月までこの金額の予定)
くらしプラン | しごとプラン |
A契約 | kVA契約 |
744円 | 1,736円 |
一律3kWとみなして 248円/kW | 一律7kWとみなして 248円/kW |
2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。
電気料金内訳
(Japan電力)
電気料金内訳 | 備 考 |
基本料金 | Japan電力は0円 |
電力量料金(kWh) | 1か月間の電力使用量で計算 |
燃料費調整額 | 市場価格と連動・毎月変動 |
再エネ賦課金 | 各社同単価 |
※容量拠出金反映額 | ※新たに請求される |
\容量拠出金反映額を詳しくチェック/
Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B)基本料金を比較
Japan電力と東京電力の基本料金を比較した表です。
東京電力では、2024年4月1日から基本料金の見直しで料金の変更があります。
アンペア | Japan電力 | 東京電力 | 東京電力 | 東京電力 | 差額 |
2024.3/31まで | 2024.4/1~ | 2024.4/1~ | |||
くらしプランS | 従量電灯B | 従量電灯B | 料金見直しに よる負担増額 | ||
10A | 無料 | 295.24 | 311.75 | +16.51 | ▲311.75 |
15A | 無料 | 442.86 | 467.63 | +24.77 | ▲467.63 |
20A | 無料 | 590.48 | 623.50 | +33.02 | ▲623.50 |
30A | 無料 | 885.72 | 935.25 | +49.53 | ▲935.25 |
40A | 無料 | 1,180.96 | 1,247.00 | +66.04 | ▲1,247.00 |
50A | 無料 | 1,476.20 | 1,558.75 | +82.55 | ▲1,558.75 |
60A | 無料 | 1,771.44 | 1,870.50 | +99.06 | ▲1,870.50 |
差額は、Japan電力と東京電力の2024.4/1見直し後の料金と比較して、どれだけお得に利用できるかを計算しています。
Japan電力は、基本料金が無料なのでその分お得な料金で利用できますが、昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しで電気料金も高くなりますので、しっかりと料金シュミレーションしましょう。
- Japan電力は基本料金無料
- 東京電力の基本料金はアンペア制
- 一度に多くの電気を使う家庭はアンペア数が大きくなる(4人世帯の一般的な目安は、50A)
- アンペア制で3~5人世帯だと毎月1,500円前後
- Japan電力は、基本料金無料で毎月1,500円前後お得
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電気のアンペアとは
大手電力では基本料金をアンペア制に採用している所が多いです。
電気のアンペアについて簡単にご説明します。
- 電流の強さを表す単位
- 電気のアンペアは「同時に使える電気の量」
- 一度に多くの電気を使う家庭は契約アンペアが大きくなる(4人世帯の一般的な目安は、50A)
- アンペア数によって基本料金が異なる
- アンペアが大きくなると基本料金が高くなる
Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B)電力量料金単価を比較
Japan電力と東京電力の電力量料金単価を比較した表です。
kWh | Japan電力 | 東京電力 | 東京電力 | 東京電力 | 差額 |
2024.3/31まで | 2024.4/1~ | 2024.4/1~ | |||
プラン | くらしプランS | 従量電灯B | 従量電灯B | 料金見直し による差 | |
~120 | 27 | 30.00 | 29.80 | ▲0.2 | ▲2.80 |
121~300 | 27 | 36.60 | 36.40 | ▲0.2 | ▲9.40 |
301~400 | 27 | 40.69 | 40.49 | ▲0.2 | ▲13.49 |
401~ | 26 | 40.69 | 40.49 | ▲0.2 | ▲14.49 |
東京電力の電力量料金単価は、今回の料金見直しで、▲0.2円/kWhとなっております。
差額は、Japan電力と東京電力の2024.4/1見直し後の料金と比較しており、Japan電力の方が差額分お得な料金単価で利用できます。
しかし、昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しで電気料金も高くなりますので、しっかりと料金シュミレーションしましょう。
Japan電力は電力量料金単価が安い
- 全てJapan電力が安い
- Japan電力の電力量料金単価は業界最安値クラスで安い
- 東京エリアでも最安値クラス
- 401kWh以上はさらに単価が下がり安い
- 特に電気使用量が多い家庭にはおすすめ
Japan電力が東京電力より電気料金が安くなる理由は、基本料金も無料かつ電力量料金単価も安いからです。
光熱費を見直し節約できると毎月の電気代が下がり家計が助かりますね。
Japan電力へ乗り換えると電気の使い方は今まで通り変わらないのに、電気代が安くなります。
乗り換えは、ネットで簡単に切り替えることができます。
※東京エリア
東京/神奈川/埼玉/千葉/栃木/
群馬/茨城/山梨/静岡(富士川以東)
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東京電力の料金見直し
東京電力の過去の料金見直しについてまとめています。
下記表は、
- 過去の値上げ前:2023年5月以前
- 過去の値上げ後:2023年6月~2024年3月31日まで
- 今回の料金見直し:2024年4月1日以降
の電力量単価をまとめた表です。
kWh | 2023年5月以前 | 2023年6月~ 2024年3月31日まで | 2024年4月1日以降 | 差額 |
値上げ前 | 値上げ後 | 今回の見直し | 2023.5月以前と 2024.4月以降を 比較 | |
~120 | 19.91 | 30.00 | 29.80 | 9.89 |
121~300 | 26.49 | 36.60 | 36.40 | 9.91 |
301~400 | 30.60 | 40.69 | 40.49 | 9.89 |
401~ | 30.60 | 40.69 | 40.49 | 9.89 |
- 東京電力は、過去の料金見直しで平均約10円/kWh値上げ毎月の負担増(2023年5月以前と2024年4月以降を比較)
- 2024年の見直しでは、電力量料金単価は、▲0.2円/kWhとなっている(2024年3月までと2024年4月以降を比較)
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Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B)燃料費調整額単価を比較
- 電気を作るために必要な燃料の価格変動を電気料金に反映させるためのもの
- 燃料費等調整単価は毎月変動
- 燃料費が基準価格よりも低ければ電気料金からマイナス、高ければプラス
- 多くの新電力も旧一般電気事業者と同じ算出方法を導入している
- Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプラン
(※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価は、高い見通し)
下記は、Japan電力と東京電力の燃料費調整額単価を比較した表です。(23年5月~24年1月)
単価は毎月変動します。
年月 | Japan電力 | 東京電力 | 差額 |
23-05 | ▲5.35 | ▲1.87 | ▲3.48 |
23-06 | ▲7.00 | ▲8.78 | ▲1.78 |
23-07 | ▲5.44 | ▲9.95 | 4.51 |
23-08 | ▲5.82 | ▲11.21 | 5.39 |
23-09 | ▲3.64 | ▲12.22 | 8.58 |
23-10 | 0.72 | ▲9.23 | 9.95 |
23-11 | 3.19 | ▲9.47 | 12.66 |
23-12 | 1.36 | ▲9.67 | 11.03 |
24-01 | 5.39 | ▲9.65 | 15.04 |
24-02 | 0.78 | ▲9.56 | 10.34 |
Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。
Japan電力(関西エリア)へ乗り換えて2024.8月現在1年1か月ですが請求額が大きく変わった月は今のところありません。しかし、昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価が高い見通しですので、しっかりと見積もりして確認しましょう。
燃料費調整額は、電気料金に重要な内訳です。
燃料費調整額は、燃料費調整単価が+単価の月は、電気代が高くなります。また、月々の電力使用量によっても金額が大きく変わりますので、乗り換えを検討されている方は、Japan電力公式サイトで確認し、乗り換えて今より高くなることがないようにしっかりと比較シュミレーションすることが大切です。
燃料費調整単価は電力会社のホームページにのっていますので、必ず確認しましょう。
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月間の電力使用量でどちらがお得になるか比較
うちの2023年9月分の電気使用量で料金を比較しました。(※Japan電力・容量拠出金反映額を除く)
下記金額は、2024年3月31日までの料金を基に計算して比較しています。
Japan電力 | 東京電力 | 差額 | |
プラン | くらしプランS | 従量電灯B | |
アンペア数 | 50A | 4人家族 (大人2人+子供2人) | |
電力月間使用量 | 650kWh | 650kWh | |
基本料金 | 0 | 1,476.20 | ▲1,476.20 |
電力量料金 | 17,300 | 24,429.5 | ▲7,129.5 |
燃料費調整額 | ▲2,366 | ▲7,943 | 5,577 |
合計 | 14,934 | 17,962.7 | ▲3,028.7 |
- Japan電力が合計3,028.7円安い
- 基本料金無料と電力量料金単価が安いため
- 燃料費調整額単価は東京電力が8.58円安い
- 最終的にはJapan電力が安いJapan電力にすると電気代節約効果あり
- 燃料費調整額単価の差額が9円以下の場合は電気代が安くなる可能性が高い
- Japan電力の燃料費調整額は市場連動のプランのため高くなる場合があることも考慮する
(※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価は、高い見通し)
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5か月分の電気使用量で電気料金比較
2023年8月~12月まで5か月間の月間の電力使用量で、Japan電力と東京電力のどちらがお得になるか比較しました。(※Japan電力・容量拠出金反映額を除く。下記金額は、2024年3月31日までの料金を基に計算して比較しています。)
電力使用量は、うちのものを参考に使って計算しました。
電気料金比較の金額は、
・基本料金
・電力量料金
・燃料費調整額
を合計したもの
※再エネ発電促進賦課金は除く
年月 | 電気使用量 (kWh) | Japan電力 | 東京電力 | 差額 |
プラン | くらしプランS | 従量電灯B | ||
23-08 | 580 | 11,420 | 16,555.6 | ▲5,135.6 |
23-09 | 650 | 15,584 | 17,962.7 | ▲2,378.7 |
23-10 | 444 | 11,473 | 13,425.4 | ▲1,952.4 |
23-11 | 389 | 9,495 | 8,328.8 | 1,166.2 |
23-12 | 554 | 15,557.4 | 16,642.3 | ▲1,084.9 |
合計 | 63,529.4 | 72,914.8 | ▲9,385.4 |
- 23-08から23-12ではJapan電力が合計9,385.4円安い
- 基本料金無料と電力量料金単価が安いため
- 燃料費調整額単価は東京電力が安い
- 最終的にはJapan電力が安いJapan電力にすると電気代節約効果あり
- Japan電力の燃料費調整額は市場連動のプランのため高くなる場合があることも考慮する
(※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整額は高い見通し)
Japan電力のデメリット4つ
- 民事再生法適用
- 容量拠出金反映額が電気料金と合わせて請求される
- ガスとセットプランがない
- オール電化プランがない
- 1年未満の解約で解約手数料がかかる
民事再生法適用
Japan電力の親会社アンフィニは2021年9月に民事再生法の適用を申請しました。
いわゆる倒産ですが、2022年2月に設立したJapan電力に事業移転しました。
電力供給は続いており現状新規受付もしております。
私自身、2023年7月より利用しています。
2024年3月現在、変更して8カ月ですが、乗り換え前と変わりなく、使用出来てきています。
倒産した場合
倒産で電気が止まる事はありません。
倒産や電力事業から退いた場合でもすぐに電気が使えなくなるということはありません。
しかし、早めに新しい電力会社へ乗り換える必要はあります。
容量拠出金反映額が電気料金と合わせて請求される
将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)
一部の電力会社では、この負担を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違いますが、Japan電力は、電気料金と一緒に請求されます。
Japan電力くらしプランの令和6年度・容量拠出金反映額は、下記となります。(現在のところ令和6年9月まで下記金額の予定でそれ以降は、実請求額との差を請求または還元)
くらしプラン |
A契約 |
744円 |
一律3kWとみなして 248円/kW |
ガスとセットプランがない
Japan電力はガスの供給がないため電気+ガスセットプランがありません。
電気とガスとセット契約されている方はトータルで光熱費が安くなるか検討して下さい。
オール電化プランがない
Japan電力ではオール電化向けのプランがなく、オール電化世帯の方は電気代が高くなる可能性が高いです。
オ-ル電化世帯の方は、Japan電力はおすすめできません。
そこで、上場企業運営の無料電力比較サイト「エネチェンジ」でオール電化向けのプランをチェックするのがおすすめです。
郵便番号と現在の電気の使用状況を入力するだけで、ぴったりの電気料金プランのある新電力を見つけることができます。
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1年未満の解約で解約手数料がかかる
Japan電力では、1年未満の解約で3,000円(税抜き)の契約解除料が発生します。
- 契約期間は供給開始から1年間
(1年目以降の解約手数料は無料) - 供給開始日が属する月から起算して12か月目の末日までに解約する場合、契約解除料3,000円(税抜き)が発生
契約解除料が発生しますので、乗りかえ前に必ず現在契約中の
・電気料金プランの内容
・電気の使用状況
・電力使用量
をもとにシュミレーションするのがおすすめ
Japan電力のメリット3つ
- 基本料金が無料
- 使用量が多いほどお得に
基本料金が無料
大手電力では一般的に契約容量アンペアごとに基本料金がかかりますが、Japan電力は、基本料金が無料で利用できます。
基本料金の負担がなくなるだけでかなりお得です
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使用量が多いほどお得に
使用量が多いほどお得になる料金システムです。
通常は電気使用量が大きくなるにつれて電力量料金単価も上がります。
Japan電力の場合は、逆に電力量料金単価が下がります。
くらしプランSの電力量料金は2段階設定です。
特に401kwh以上の従量単価は、26円と業界最安値クラスです。
注意!!燃料費調整額によって月額料金が変動する
Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。
Japan電力の電気料金には、「調達費調整単価」を含む燃料費等調整額が加減されます。
東京電力や関西電力など旧一般電気事業者の燃料費調整制度と異なり、「調達費調整単価」は日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しています。市場価格によって毎月の電気料金が変動する可能性がある点をご了承いただいてから、
Japan電力にお申し込みください。上記の旧一般電気事業者とは、
エネチェンジ公式サイト内「Japan電力㈱」
北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、
中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を指します。
※燃料費調整額は、変動しますので必ず申し込み前に確認が必要です。
上記の点について、私も電話にて確認しました。
毎月の電気料金が変動する可能性がある点を確認しました。
結果は、電気代節約になるのでJapan電力に変更しました。
まとめ
Japan電力と東京電力の料金を比較した今回の結果は、Japan電力が安くなります。
(※月間の電力使用量や燃料費調整額により見積もり料金は変わります。)
ただし、燃料費調整単価は毎月変動するので注意が必要です。
Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。
Japan電力(関西エリア)へ乗り換えて2024.8月現在1年1か月ですが請求額が大きく変わった月は今のところありません。しかし、昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価が高い見通しですので、しっかりと見積もりして確認しましょう。
また、Japan電力では2024年4月より、容量拠出金制度が開始され、2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。
くらしプランS利用で744円電気料金と一緒に請求されます。(現在のところ2024年(令和6)年9月までこの金額の予定でそれ以降は、実請求額との差を請求または還元)
1年未満の解約で解約手数料がかかるため、乗り換えを検討されているかたは、しっかりと見積もり・比較シュミレーションすることが大切です。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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