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【Japan電力と東京電力】どちらが節約できるか料金比較|乗り換えのメリットとデメリットを解説

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電気代・光熱費

※この記事は、2025年2月28日に更新しました。

新電力「Japan電力」と東京電力ではどちらが節約できるの?

新電力へ乗り換えたいけど、プランの違いや特長など分からず詳しく調べるのも面倒で乗り換えをためらっている方も多いと思います。

本記事では、Japan電力と東京電力の料金を比較してどちらがお得に利用できるか計算しますので、光熱費見直しにお役立てください。

Japan電力の注意点!
  • 燃料費調整額(市場価格と連動したプラン)
  • 1年未満の解約で解約手数料がかかる
  • 容量拠出金反映額
    (Japan電力では、2024年4月より、容量拠出金制度が開始され容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます)

Japan電力へ乗り換えを検討されている方は、Japan電力の注意点をしっかりと把握することが大切です。以下の項目で詳しく見て行きましょう!

Japan電力の燃料費調整単価は、高くなっており電気料金が高くなっています。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です


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2025年1月~3月冬期の支援策・2025年冬期「電気・ガス料金負担軽減支援事業の概要についてまとめています。

この記事を書いた人
こんみふ

経理簿記の知識をいかし楽しく無理しない節約を発信|4人家族
【経歴】
☑大学在学中日商簿記2級取得
☑経理主体の管理部門で実務経験を積み24年目
☑財務管理・決算業務など経営基盤を支える役割を担っている
☑新電力へ乗り換え電気代節約
☑eo光利用歴20年
☑夫婦で節約ライフを発信して3年目

ギスギスしない豊かになる節約ライフをご提案します!

こんみふをフォローする

料金比較の結果

今回、Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B・規制料金プラン)を比較した結果、東京電力がJapan電力より安い料金で利用できる計算となりました。(※世帯構成や生活スタイル、使用機器、使用状況、実際の電力使用量、燃料費調整額や比較の料金プランによっては、試算結果が大きく変わる場合がありますのでその点はご了承下さい。)

うちの月間電力使用量を参考にして以下の期間で見積もりした場合(契約電流50A・4人世帯)

どちらも東京電力が安い料金となりました。

そこで以下の項目で、東京電力よりお得に利用できる新電力について取り上げます。

東京電力よりお得!おすすめ新電力

比較の結果から分かるように、同じ電力使用量でも電力会社によって、料金が違い家計への負担も変わってくるので、乗り換えを検討する際は、比較してお得に利用できるかシュミレーションすることが大切です。

東京電力よりお得に利用でき、光熱費節約が期待できる以下2つの新電力について紹介します。

オクトパスエナジーは、日本のエネルギー業界において大手ガス会社の一つであり、業界ランキング1位の東京ガスとの合弁会社です。

オクトパスエナジーは、自社で電源を保有する東京ガスとの戦略的なパートナーシップにより電源を調達しているので、急激な電気代の上昇、突然の事業撤退など、卸市場の影響をそれほど受けることがなく、安心して利用できる電力会社です。

また、地球環境にやさしく配慮された電気を使えることも魅力のひとつです。

現在、新規契約の方を対象に電気料金から12か月間割引を適用する「本割引特典」のキャンペーン中割引総額15,000円(税込)】です。

この本割引特典適用時、単身世帯~5人以上の世帯までどの世帯の方も東京電力よりお得に利用できます。

本割引特典終了後は、世帯人数の少ない方、月間の電力使用量が少ない場合は、東京電力の方が割安になる可能性がありますので、注意しましょう

世帯人数が3人(40A)以上の方、月間電力使用量が多い方(400kWh以上)は、本割引特典終了後もオクトパスエナジーの方が東京電力よりお得です。

詳細に料金を比較した記事は、こちらをご覧ください。

みんな電力は、2016年4月の家庭向け電力小売全面自由化の時期に「顔の見える電力」として提供開始している小売電気事業者です。

「顔の見える電力」として安全で持続可能なエネルギーの選択肢を消費者に提供している信頼できる電力会社です。

4人以上の世帯の方(契約電流が50A以上)で、月間電力使用量が450kWh以上の方は、東京電力よりお得に利用できます。

世帯人数の多い方や月間電力使用量の多い方は、節約が期待できますが、経済的なメリットだけでなく「みんな電力」の提供するサービスに共感する方にとっては、おすすめの新電力です。

詳細に料金を比較した記事は、こちらをご覧ください。

おすすめ新電力①オクトパスエナジー

引用元:オクトパスエナジー公式サイト

割引総額15,000円(税込)電気代割引中!郵便番号入力で料金見積もり/

オクトパスエナジーは、地球にやさしいグリーンな電気を使うことができ、東京ガスとの強力なパートナーシップのもと、安心・安全なサービスを提供している人気の電力会社です。

オクトパスエナジーと各エリアの大手電力の料金を比較すると、基本料金や電力量料金は、各エリアの大手電力よりお得な料金設定です。(※ただし、燃料費調整額は除く)

オクトパスエナジー魅力と注意点
  • 東京ガスとのパートナーシップと安定した事業運営
  • 国際的な基盤
  • お得な料金プラン(※燃料費調整額に注意)
  • 契約期間の設定なし、解約金なしでいつでも解約できる
  • グリーンエネルギーの利用

 ※ただし、注意点として燃料費調整額の点に気を付ける!!

嬉しいポイントとして、

  • 解約金なし
  • 解約手数料なし
  • 契約期間の設定はなくいつでも解約できる

契約しばりがないので、お得に利用できる期間だけ、またはお試しで利用することもでき、経済的な負担なくいつでも解約できるので、損のない選択肢です。

オクトパスエナジーは現在、新規契約の方を対象に電気料金から12か月間割引を適用する「本割引特典」のキャンペーン中です。

この本割引特典は、初回請求時から毎月1,250円(税込)が12か月間にわたり自動的に割引されるので、通常よりも割引かれた電気料金で利用でき、経済的なメリットが大きいです。【割引総額15,000円(税込)】

おすすめ新電力②みんな電力

引用元:みんな電力公式サイト

\ふるさと納税で再エネ×地方再生!みんな電力公式サイトはこちら/

みんな電力は、再生可能エネルギーの料金プランのある、エコで地域貢献型の電力を提供している新電力です。

また、ふるさと納税を活用した再生可能エネルギーの普及に貢献しています。

みんな電力公式サイトには、みんな電力の再生可能エネルギーを選択して利用している企業や団体の一部が紹介されています。

これは、みんな電力が信頼性のある電力会社であるということを示しており、掲載されている身近な企業・団体の名称を見ると「みんな電力」は、信頼された選択肢てあることが分かります。

世帯人数の多い方や月間電力使用量の多い方は、節約が期待できますが、経済的なメリットだけでなく「みんな電力」の提供するサービスに共感する方にとっては、おすすめの新電力です。

以下の記事で、みんな電力と東京電力を比較した結果、世帯人数の多い方、月間電力使用量の多い世帯の方は、東京電力よりお得に利用できます。

Japan電力の料金プランについて

Japan電力の料金プランは、以下の3つです。Japan電力は、3つのプランすべて基本料金無料です。

プラン内容は下記になります。(※2025年2月1日以降、低圧の電力需給約款が変更になっていますので、Japan電力公式サイトで確認しましょう。

プランくらしプランSしごとプランSくらしプランT
おすすめ
ユーザー
一般家庭向け
特に電気使用量が多い家庭
電気を多く使う家庭や商店一般家庭向け・修理プランセット
(※別途月額負担あり)
基本料金無料無料無料
電力量料金単価2段階設定
(2段階目が1段階目より安い)
2段階設定
(2段階目が1段階目より安い)
3段階設定
(2段階目が1段階目より割安、3段階目が2段階目より割安)

1年未満の解約で3,000円(税抜き)の契約解除料が発生します。

Japan電力の電気代内訳
  • 基本料金0円
  • 使用電力量料金
  • 燃料費調整額(市場価格と連動・毎月変動)
  • 再エネ賦課金(各社同単価)
  • 容量拠出金反映額(※Japan電力・新たに請求される)

    上記内訳の合計が電気料金

(※Japan電力では、2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。容量拠出金反映額については、下記項目を参照してください。)

再エネ賦課金は、各社同単価のためどの電力会社でも変わりません。

そのため、どちらがお得に利用できるか比較するには、基本料金・電力量料金単価・燃料費調整額の3つを比べるとわかります。(※昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しです。また、Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランで現在高くなっており、電気料金も高くなっています。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。)

くらしプランSの基本料金と電力量料金単価

Japan電力は、くらしプランSを含め3つの料金プランすべて基本料金無料です。

家族が多い方ほど同時に使用する電気の量が必要でアンペア数が大きくなるので基本料金も高くなりますが、Japan電力は基本料金無料なので大手電力と比べて、地域によりますが3~5人世帯では毎月1,000円~2,000円の節約になります。

基本料金の負担がなくなるだけでかなりお得です。

電力量料金単価は、2段階設定で、401kWh以上~は単価がさらに下がるので電力使用量の多い世帯の方、特に3人~5人世帯は、よりお得お得な料金で利用できます。

エリア基本料金電力量料金単価
(1~400kWh)
電力量料金単価
(401kWh~)
東京無料27円/kWh26円/kWh
くらしプランS

Japan電力の電気料金プランについては、こちらも参考にしてください。

くらしプランTは「つながる修理サポート(Z)」がセット

くらしプランTについて

  • 家電の修理サポート「つながる修理サポート(Z)」がセット
  • 家電や住宅設備のサポートが受けられる
  • 毎月付帯サービス料 550円(税込)別途負担

2024年12月1日から「ジャパン家電修理アシスト」規約変更となっていますので、Japan電力公式サイトでしっかりと確認しましょう。

特典対象機器15品目
  • 給湯器
  • IHクッキングヒーター、ガスコンロ
  • エアコン、冷蔵庫、洗濯機
  • テレビ、レコーダー、コンポ
  • 掃除機
  • 炊飯器、電子/オーブンレンジ
  • 空気清浄機、除湿/加湿器
  • 食器洗い乾燥機

※つながる修理サポート(Z)は、匠ワランティアンドプロテクション株式会社がサービス提供しています。

対象の国内外200メーカーの製品の修理手配が電話ででき、対象の家電、住宅設備機器は、上限まで無償修理サポートが受けれます。詳細は、公式サイトでご確認ください。

※さまざまな条件がありますのでくらしプランTが気になった方はぜひチェックしてくみてくださいね。

\家電や設備機器の万が一に備える「くらしプランT」はこちら/

くらしプランTの基本料金と電力量料金単価

エリア基本料金電力量料金単価
(0~120kWh)
電力量料金単価
(121~300kWh)
電力量料金単価
(301kWh~) 
東京無料29円/kWh26.50円/kWh25円/kWh
くらしプランT
単位:円/kWh

※家電の修理サポート毎月付帯サービス料 550円(税込)別途掛かります。

容量拠出金反映額について

引用元:Japan電力公式サイト
引用元:Japan電力公式サイト

日本の電力取引市場のひとつである「容量市場」(日本全体の供給力(kW)を効率的に確保する新たな電力取引市場です。将来必要な供給力を予め確保することにより、電力の安定供給の確保や、電力取引価格の安定化を実現することが期待されております。)に関しまして、2024 年 4 月より、容量拠出金制度が開始されます。これは、電気事業法によって供給能力の確保が義務づけられている小売電気事業者等が、容量市場において国全体で確保した供給力について容量提供事業者に対して支払う対価(容量拠出金)を負担する制度です。
当社は、この容量拠出金に相当する額として当社が定める金額をお客さまにご負担いただくため、2024 年 4 月の起算日以降の期間において使用される電気の料金につきまして、新たに「容量拠出金反映額」を追加いたします。

Japan電力公式サイト

将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)

一部の電力会社では、この負担を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違いますが、Japan電力は、電気料金と一緒に請求されます。

容量市場とは何か解説

容量市場とは?(2020年開設・2024年導入)

  • 将来の電力供給力(kW)を確保するための市場
  • 将来の国内での電力の供給能力を効率的に確保する仕組み
  • いろいろな電気事業者が電力の供給能力を確保する手段のひとつ

なぜ容量市場が導入されたのか解説

化石燃料などのエネルギー資源が乏しい日本では、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの導入拡大が進みましたが、これらの電気は、季節やその時期の天候などにより変動するため発電力が不安定です。

その発電量の調整には、火力発電所による調整が必要ですが、電力の自由化により

  • 市場価格の低下のため、新しい火力発電所の建設が困難
  • 老朽化した火力発電所の施設の補修ができない

という不安があります。

そのため、安定した電力供給を推進する仕組みが必要となり容量市場の導入となりました。

容量市場導入の目的
  • 電気が必要な需要のピーク時に十分な電力の確保
  • 電気の安定供給
  • 電気事業者の安定した運営
  • 電気料金の安定化など消費者にとってメリットになる

Japan電力各プランの令和6年度・容量拠出金反映額は下記となります。(現在のところ令和6年9月まで以下の金額の予定。最新の金額は、公式サイトでご確認下さい。)

くらしプラン
A契約
744円
一律3kWとみなして
248円/kW

2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。金額は、公式サイトでご確認下さい。

電気料金内訳
(Japan電力)

電気料金内訳備 考
基本料金Japan電力は0円
電力量料金(kWh)1か月間の電力使用量で計算
燃料費調整額市場価格と連動・毎月変動
再エネ賦課金各社同単価
容量拠出金反映額新たに請求される

\容量拠出金反映額を詳しくチェック/

Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B)の料金比較

Japan電力と東京電力を以下のポイントで比較します。

比較の料金プランは、Japan電力(くらしプランS)と東京電力(従量電灯B・規制料金プラン)です。

  • 基本料金を比較
  • 電力量料金単価を比較
  • 燃料費調整額単価を比較
  • 月間の電力使用量でどちらがお得になるか比較
    (うちの電力使用量で計算・4人世帯50A)
  • 過去6か月間の月別月間電力使用量で電気料金比較
    (うちの電力使用量で計算・4人世帯50A)

基本料金を比較

Japan電力と東京電力の基本料金を比較した表です。

東京電力では、2024年4月1日から基本料金の見直しで料金の変更がありました。

会社Japan電力東京電力東京電力東京電力比較
~24.3/3124.4/124.4/1Japan電力
との差額
アンペアくらしプランS従量電灯B
(1契約/月)
従量電灯B
(1契約/月)
料金見直しに
よる負担増額
10A無料295.24311.75+16.51▲311.75
15A無料442.86467.63+24.77▲467.63
20A無料590.48623.50+33.02▲623.50
30A無料885.72935.25+49.53▲935.25
40A無料1,180.961,247.00+66.04▲1,247.00
50A無料1,476.201,558.75+82.55▲1,558.75
60A無料1,771.441,870.50+99.06▲1,870.50
単位:円

比較では、Japan電力と東京電力の24.4/1見直し後の料金と比較して、Japan電力の方がどれだけお得に利用できるかを計算しています。

Japan電力は、基本料金が無料なのでその分お得な料金で利用できますが、昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しで電気料金も高くなりますので、しっかりと料金シュミレーションしましょう。

基本料金
  • Japan電力は基本料金無料
  • 東京電力の基本料金はアンペア制
  • 一度に多くの電気を使う家庭はアンペア数が大きくなる(4人世帯の一般的な目安は50A
  • アンペア制で3~5人世帯だと毎月1,500円前後
  • Japan電力は、基本料金無料で毎月1,500円前後お得

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電気のアンペアとは

大手電力では基本料金をアンペア制に採用している所が多いです。

電気のアンペアについて簡単にご説明します。

電気のアンペアとは?
  • 電流の強さを表す単位
  • 電気のアンペアは「同時に使える電気の量」
  • 一度に多くの電気を使う家庭は契約アンペアが大きくなる(4人世帯の一般的な目安は50A)
  • アンペア数によって基本料金が異なる
  • アンペアが大きくなると基本料金が高くなる

▽アンペア数(A)の目安

アンペア世帯人数目安
20A単身
30A1人または2人世帯
40A3人世帯
50A4人世帯
60A家族の多い世帯
1日を通して電化製品を使う世帯
60A以上オール電化の場合など

電力量料金単価を比較

Japan電力と東京電力の電力量料金単価(円/kWh)を比較した表です。

kWhJapan電力東京電力東京電力東京電力
~24.3/3124.4/124.4/1
プランくらしプランS
(円/kWh)
従量電灯B
(円/kWh)
従量電灯B
(円/kWh)
料金見直し
による差額
~12027
▲2.80安い
30.0029.80▲0.2
121~30027
▲9.40安い
36.6036.40▲0.2
301~40027
▲13.49安い
40.6940.49▲0.2
401~26
▲14.49安い
40.6940.49▲0.2
単位:円/kWh
Japan電力の東京エリア

※東京エリア
東京/神奈川/埼玉/千葉/栃木/
群馬/茨城/山梨/静岡(富士川以東)

東京電力の電力量料金単価は、今回の料金見直しで、▲0.2円/kWh値下げとなっています。(2024年3月までと2024年4月以降を比較)

Japan電力と東京電力の2024.4/1見直し後の料金と比較すると、Japan電力の方が差額分お得な料金単価で利用できます。

しかし、昨今の燃料費の高騰によりJapan電力の燃料費調整単価は、高い見通しで電気料金も高くなりますので、しっかりと料金シュミレーションしましょう。

2024年電気代値上げと対策については、こちらの記事をご覧くださいね。

燃料費調整額単価を比較

燃料費調整額とは
  • 電気を作るために必要な燃料の価格変動を電気料金に反映させるためのもの
  • 燃料費等調整単価は毎月変動
  • 燃料費が基準価格よりも低ければ電気料金からマイナス、高ければプラス
  • 多くの新電力も旧一般電気事業者と同じ算出方法を導入している
  • Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプラン
    (※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価は、高い見通し
燃料費調整額の計算式

燃料費等調整額=使用電力量(kWh)×燃料費等調整単価(円/kWh)


下記は、Japan電力と東京電力の燃料費調整額単価を比較した表です。(24年7月~24年12月)

単価は毎月変動します。

請求月Japan電力
(くらしプランS)
東京電力
(従量電灯B)
24.071.36
高い
▲6.09
24.082.96
高い
▲6.31
24.09※3.74
高い
▲10.37
24.10※2.55
高い
▲10.19
24.11※4.50
高い
▲8.67
24.127.18
高い
▲6.33
単位:円/kWh
24年9月~11月請求分の燃料費調整単価は、政府の電気代補助金を含む

Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。

昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価が高い見通しですので、しっかりと見積もりして確認しましょう。

燃料費調整額は、電気料金に重要な内訳です。

燃料費調整額は、燃料費調整単価が+単価の月は、電気代が高くなります。また、月々の電力使用量によっても金額が大きく変わりますので、乗り換えを検討されている方は、Japan電力公式サイトで確認し、乗り換えて今より高くなることがないようにしっかりと比較シュミレーションすることが大切です。

燃料費調整単価は電力会社のホームページにのっていますので、必ず確認しましょう。(※Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランで現在高くなっており、電気料金も高くなります。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。)

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月間の電力使用量でどちらがお得になるか比較

参考にうちの2024年12月の月間電力使用量で電気料金を比較します。

請求月:24年12月Japan電力東京電力
プランくらしプランS従量電灯B
契約容量/世帯人数50A/4人50A/4人
月間電力使用量325kWh325kWh
基本料金または
一律の最低料金
0
▲1,558.75
1,558.75
 電力量料金 8,775
▲2,365.25
11,140.25
燃料費調整額2,333.5▲2,057.25
▲4,390.75
再エネ賦課金
(現在の単価:3.49円/kWh)
1,134.251,134.25
容量拠出金反映額
(Japan電力のみ)
756
▲756
合計12,998.75
11,776
▲1,222.75
安い
単位:円


2024.12月の比較では、東京電力が▲1,222.75円安い料金です。

Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランです。また、電気料金と一緒に容量拠出金反映額が請求されますので、電気料金は高くなっています。

乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。

毎月支払っている電気料金の内訳を知ることで、節約の意識がさらに高くなります。簡単な計算なのでそれぞれのご家庭の電力使用量で電気代を比較してみてくださいね。

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過去6か月間の月別月間電力使用量で電気料金比較

2024年7月~2024年12月のうちの月間電力使用量でそれぞれトータルの電気料金がいくらになるか比較しました。
(※世帯構成や生活スタイル、使用機器、使用状況、実際の電力使用量、燃料費調整額や比較の料金プランによっては、試算結果が大きく変わる場合がありますのでその点はご了承下さい。)

電力使用量は、うちのものを参考に使って計算しました。

世帯構成:4人
住宅:戸建て(2階建)
契約容量:50A
月間電力使用量:(多い月)約650kWh、(平均)約450kWh、(少ない月)約300kWh
エアコン使用台数:3台

比較の電気料金
  • 基本料金(または一律の最低料金):4人世帯の50A
  • 月間電力量料金
  • 燃料費調整額(各請求月の単価で計算)
  • 再エネ賦課金(現在の単価3.49円/kWh)
  • 容量拠出金反映額(※Japan電力のみ、東京電力は無)

    上記合計で計算(端数切捨て)

請求月会社Japan電力東京電力比 較
電力使用量(kWh)
/料金プラン
くらしプランS従量電灯Bどちらが安い?
24.740313,576
▲1,232安い
14,808Japan電力
24.867223,022
▲1,831安い
24,853Japan電力
24.9※65022,81521,385
▲1,430安い
東京電力
24.10※43915,25114,373
▲878安い
東京電力
24.11※33312,42211,297
▲1,125安い
東京電力
24.1232512,99811,776
▲1,222安い
東京電力
6か月分小計100,08498,492
▲1,592安い
東京電力
単位:円(端数切捨て)
24年9月~11月請求分の燃料費調整単価は、政府の電気代補助金を含む
6ヵ月間比較の結果

2024年7月~2024年12月の6ヵ月間の比較結果は、

6か月で▲1,595円東京電力が安い

Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランで現在高くなっており、電気料金も高くなっています。また、容量拠出金反映額が電気料金と一緒に請求されています。

東京電力の燃料費調整単価は、▲単価となっていて、電気料金から引かれておりトータルの電気料金への影響が大きいです。

比較の結果から分かるように、同じ電力使用量でも電力会社によって、料金が違い家計への負担も変わってくるので、乗り換えを検討する際は、比較してお得に利用できるかシュミレーションすることが大切です。

Japan電力のデメリット

  • 民事再生法適用
  • 容量拠出金反映額が電気料金と合わせて請求される
  • ガスとセットプランがない
  • オール電化プランがない
  • 1年未満の解約で解約手数料がかかる
  • Japan電力の燃料費調整額は市場連動のプランのため高くなる場合があることも考慮する
    (※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価は、高い見通し

民事再生法適用

Japan電力の親会社アンフィニは2021年9月に民事再生法の適用を申請しました。

いわゆる倒産ですが、2022年2月に設立したJapan電力に事業移転しました。

電力供給は続いており現状新規受付もしております。

倒産した場合

倒産で電気が止まる事はありません。

電気供給は心配不要
  • 電気供給は心配不要
    →新電力に乗り換え後も電気供給は、これまでと変わらず一般送配電事業者
  • 電力自由化は小売のみ
    →Japan電力


倒産や電力事業から退いた場合でもすぐに電気が使えなくなるということはありません。

しかし、早めに新しい電力会社へ乗り換える必要はあります   

容量拠出金反映額が電気料金と合わせて請求される

将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)

一部の電力会社では、この負担を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違いますが、Japan電力は、電気料金と一緒に請求されます。

Japan電力くらしプランの令和6年度・容量拠出金反映額は、下記となります。(現在のところ令和6年9月まで下記金額の予定でそれ以降は、実請求額との差を請求または還元。最新の金額は、公式サイトでご確認下さい。)

くらしプラン
A契約
744円
一律3kWとみなして
248円/kW

ガスとセットプランがない

Japan電力はガスの供給がないため電気+ガスセットプランがありません。

電気とガスとセット契約されている方はトータルで光熱費が安くなるか検討して下さい。

オール電化プランがない

Japan電力ではオール電化向けのプランがなく、オール電化世帯の方は電気代が高くなる可能性が高いです。

オ-ル電化世帯の方は、Japan電力はおすすめできません。

そこで、上場企業運営の無料電力比較サイト「エネチェンジ」でオール電化向けのプランをチェックするのがおすすめです。

郵便番号と現在の電気の使用状況を入力するだけで、ぴったりの電気料金プランのある新電力を見つけることができます。

\オール電化プランの新電力をチェック/

1年未満の解約で解約手数料がかかる

Japan電力では、1年未満の解約で3,000円(税抜き)の契約解除料が発生します。

また、Japan電力の燃料費調整額は市場連動のプランのため高くなる場合があることも考慮する必要があります。(※昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価は、高い見通し

注意!!
  • 契約期間は供給開始から1年間
    (1年目以降の解約手数料は無料)
  • 供給開始日が属する月から起算して12か月目の末日までに解約する場合、契約解除料3,000円(税抜き)が発生

    契約解除料が発生しますので、乗りかえ前に必ず現在契約中の
    ・電気料金プランの内容
    ・電気の使用状況
    ・電力使用量
    をもとにシュミレーションするのがおすすめ

Japan電力のメリット

  • 基本料金が無料
  • 使用量が多いほどお得に利用できる

基本料金が無料

大手電力では一般的に契約容量アンペアごとに基本料金がかかりますが、Japan電力は、基本料金が無料で利用できます。

基本料金の負担がなくなるだけでかなりお得です



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使用量が多いほどお得に利用できる

使用量が多いほどお得になる料金システムです。通常は電気使用量が大きくなるにつれて電力量料金単価も上がります。

Japan電力の場合は、逆に電力量料金単価が下がります。くらしプランSの電力量料金は、2段階設定です。

特に401kwh以上の従量単価は、26円/kWhと業界最安値クラスです。

注意!!燃料費調整額によって月額料金が変動する

Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。

Japan電力の電気料金には、「調達費調整単価」を含む燃料費等調整額が加減されます。
東京電力や関西電力など旧一般電気事業者の燃料費調整制度と異なり、「調達費調整単価」は日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しています。市場価格によって毎月の電気料金が変動する可能性がある点をご了承いただいてから、Japan電力にお申し込みください。

上記の旧一般電気事業者とは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を指します。

エネチェンジ公式サイト内「Japan電力㈱」

※燃料費調整額は、変動しますので必ず申し込み前に確認が必要です。

まとめ

今回の比較の結果は、東京電力が安く利用できます。(※世帯構成や生活スタイル、使用機器、使用状況、実際の電力使用量、燃料費調整額や料金プランによっては、試算結果が大きく変わる場合がありますのでその点はご了承下さい。)

注意点!!
  • 燃料費調整額(市場価格と連動したプラン)
  • 1年未満の解約で解約手数料がかかる
  • 容量拠出金反映額
    (Japan電力では、2024年4月より、容量拠出金制度が開始され容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます)

Japan電力の燃料費調整額は、市場価格と連動したプランとなっているため調整単価を抑えているエリアでは低単価が実現していますが、今後も低単価が続くことの保証はなく料金シュミレーションと実際の請求額が大きく変わる可能性がありますので注意してください。

昨今の燃料費の高騰により燃料費調整単価が高い見通しですので、しっかりと見積もりして確認しましょう。

また、Japan電力では2024年4月より、容量拠出金制度が開始され、2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されますので、Japan電力公式サイトでしっかりと確認しましょう。

さらに、1年未満の解約で解約手数料がかかるため、乗り換えを検討されているかたは、しっかりと見積もり・比較シュミレーションすることが大切です。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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