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【2024年電気代値上げと対策】4人家族ではどれくらい負担が増えるか公開

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電気代・光熱費

※この記事は、2024年9月21日に更新しました。

2024年4月1日から各エリアの大手電力会社では、料金見直しが実施されています。(※今回の記事では、各エリアの規制料金について解説します。)

発電事業者も託送料金の支払い義務が発生した影響で、小売発電事業者が負担する発電費用が増加したため、電気料金に上乗せされます。

そこで小売電気事業者と消費者だけでなく、発電事業者も公平に負担することが目的です。

託送料金とは?

小売電気事業者が送配電気事業者(大手電力の10社)に支払いが法令で義務付けられている「送配電網の使用料」のこと

この託送料金は、エリアによって異なるので、電力会社によって料金を

  • 値上げ
  • 値下げ
  • 見直しなし

と違いがありますが、下記表を参照して頂けたら分かるように託送料金の見直しによる影響額は、とても小さいです。

しかし、再エネ賦課金は、1.40円/kWh→2024年5月から3.49円/kWhと+2.09円/kWh値上げ、政府の電気代補助も2024年5月で終了となり、そちらの負担が大きいです。

2024年電気代値上がりする理由

上記4つのポイントで解説します。

  • 自分の住んでいる地域ではどれくらい値上げなの?
  • なぜ電気代が高くなるの?
  • 毎月どれくらい負担が増えるの?

など不安に思われる方も多いのではないでしょうか?

そこで、各エリアの電気料金見直しにより、一般家庭向けの料金プラン|4人家族の電気代の負担はどれくらい増えるか計算します。

結果は、各エリアにより差はありますが、一般家庭4人家族の場合(契約容量50A|400kWh/月使用で計算)、1か月あたりの電気代は約2,000円ほど負担が増えます
(※契約容量や月間の電力使用量、燃料費調整額によって計算金額は、変わります。この記事では、一般的な4人家族の目安である契約容量50A、電力使用量400kWhを基に計算しています。)

毎月の電力使用量が仮に400kWhの場合、年間にすると約24,000円の負担増です。

  • 大手電力の料金見直し(影響額は小さい)
  • 再エネ賦課金の値上げ(影響額は大きい)
  • 政府の電気代補助終了(影響額は大きい)
  • 容量拠出金(各新電力により影響額は変わる)

による負担が増え、家計への影響は、とても大きいと言えます。

また、電気代計算の際に、うちの電力使用量を参考に計算し、総務省統計局の家計調査(2022年5月~2023年4月の4人世帯)とも比較します。

「うちの電気代は、他の世帯の方と比べて高くないかな?」
「一戸建て4人家族の電気代はいくらくらいかな?」
「電気代を効果的に節約するにはどうしたらいい?」

このように思われた方は、最後までお読みくださいね。

電気代を含め家計費を見直すメリットについてまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。

新電力へ乗り換えのメリットとデメリットについてまとめています。こちらもご覧ください。

この記事を書いた人
こんみふ

経理簿記の知識をいかし楽しく無理しない節約を発信|4人家族
【経歴】
☑大学在学中日商簿記2級取得
☑経理主体の管理部門で働き24年目
☑中古マンション購入後、新築一戸建てに買い替え
☑住宅ローンは、繰り上げ返済を数回済
☑新電力へ乗り換え電気代節約
☑夫婦で節約ライフを発信して2年目

ギスギスしない豊かになる節約ライフをご提案します!

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一般家庭4人家族の電気代平均額と年間金額

総務省統計局の家計調査による(2022年5月~2023年4月)4人家族の電気代平均額とうちの同じ期間の電気代を表にまとめました。(1日あたりの金額は、1か月を30日として計算しています。)

期間総務省統計局の家計調査
4人家族の電気代平均額
うちの場合(4人家族)
1か月14,84913,580
1年間
(12か月)
178,189162,962
1日あたり約494約453
単位:円

世帯構成:私、妻、高校生子供、小学生子供
住宅:一戸建て(2階建)
契約容量:50A
月間電力使用量:(多い月)約600kWh、(平均)約400kWh、(少ない月)約300kWh
エアコン使用台数:3台

2022年5月~2023年4月までの比較のため参考程度となりますが、電気代平均額を知ると、ご自身の家庭の電気代が高いかどうか把握することができます。

うちは、2023年7月よりJapan電力(関西エリア)へ乗り換えているので、乗り換え前の大阪ガスの料金との比較となります。

家計調査による電気代平均額と比べると、うちの場合、下記金額分抑えて利用できています。

  • 1か月あたり▲1,269円
  • 1年間あたり▲15,227円
  • 1日あたり約▲41円

Japan電力へ乗り換えて電気代を以前より節約できているので、さらに抑えれている計算になります。

ご自身のご家庭の電気代は、上記表の平均額と比較してどうですか?

ぜひ、電気代を見直す機会になりますので、比較するのがおすすめです。

うちがJapan電力へ乗り換えてからの節約額を計算していますのでこちらも合わせて参考にしてくださいね。(※Japan電力の燃料費調整単価は、市場価格と連動したプランで現在高くなっており、電気料金も高くなっています。乗り換えを検討中の方は、しっかりと料金シュミレーションすることが重要です。

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2024年4月から大手電力会社では料金見直しを実施

2024年4月1日から大手電力会社では、料金の見直しが実施されています。(※規制料金について解説します。)

2024年6月から各エリアの電気代負担がどれくらい増えるかも計算していますので参考にしてくださいね。

値上げ、値下げ、見直し無の3つに分けてまとめました。

基本料金値上げは、下記5社ですが、電力量料金単価は、見直しで5社すべてわずかに値下げとなっています。

会 社北海道東京中部関西中国
プラン従量電灯B従量電灯B従量電灯B従量電灯A従量電灯A
基本料金
または最低料金
値上げ↑値上げ↑値上げ↑値上げ↑値上げ↑
電力量料金単価
(/kWh)
値下げ↓値下げ↓値下げ↓値下げ↓値下げ↓

基本料金、電力量料金単価ともに値下げ(わずかに値下げ)は、下記1社です。

会 社四 国
プラン従量電灯A
基本料金
または最低料金
値下げ↓
電力量料金単価
(/kWh)
値下げ↓

基本料金の見直し無は、下記3社となり、電力量料金単価は、東北電力では、わずかに値下げ、北陸・九州電力では、わずかに値上げとなります。

会 社東北北陸九州
プラン従量電灯B従量電灯B従量電灯B
基本料金見直し無見直し無見直し無
電力量料金単価
(/kWh)
値下げ↓値上げ↑値上げ↑

以下の項目では、実際にどれくらい値上げ、値下げになったのか表にまとめています。


最新の電気代節約に使える補助金制度についてまとめた記事がありますので、合わせて参考にして下さい。

2024年6月からどれくらい電気代が上がるか各エリアで比較

電気料金内訳

電気料金は、上記表の算出項目である内訳①~④の合計となります。また、容量市場の開始に伴い、一部の電力会社では、容量拠出金反映額を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違い、影響額も新電力により変わります。

検針票や契約者専用のマイページなどから確認しましょう。

▽料金比較

料金プランは、一般家庭料金プランである従量電灯Aまたは従量電灯Bを利用し電気料金は、下記内訳の合計で計算します。(※容量拠出金反映額を除く)

電気代計算の条件
  • 基本料金(または最低料金):4人家族一般的な目安の50A
  • 電力量料金:平均の月間電力使用量400kWh
  • 燃料費調整額:各エリアの2024年4月を利用
  • 再エネ賦課金:2024年3月1.40円/kWhと2024年5月3.49円/kWhで比較

差額は、6/1からの電気代と3/31までの電気代を比較して、どれくらい値上がりしたのか表しています。

私の地域は、関西ですので、1か月あたり+2,286円の値上げとなり、年間だと約27,000円の負担増です。(契約容量50A|400kWh/月使用で計算の場合)

会社
プラン
契約容量
電力使用量
見直し前
3/31まで
託送料金による
見直しでの差額
再エネ賦課金
値上げの差額
政府補助
終了の差額
見直し後
6/1から
差額
(/月)
北海道
従量電灯B
50A
400kWh
13,427+107+836+1,40015,770+2,343
東京
従量電灯B
50A
400kWh
11,209+2+836+1,40013,447+2,238
中部
従量電灯B
50A
400kWh
10,683+68+836+1,40012,987+2,304
関西
従量電灯A
50A
400kWh
8,719+50+836+1,40011,005+2,286
中国
従量電灯A
50A
400kWh
10,074+16+836+1,40012,326+2,252
四国
従量電灯B
50A
400kWh
10,382▲4+836+1,40012,614+2,232
東北
従量電灯B
50A
400kWh
11,137▲36+836+1,40013,337+2,200
北陸
従量電灯B
50A
400kWh
10,396+12+836+1,40012,644+2,248
九州
従量電灯B
50A
400kWh
9,265+36+836+1,40011,537+2,272
単位:円
1か月あたりの電気代

どのエリアも一般的な4人家族|契約電流50A|月間電力使用量400kWhの場合、1か月あたり約2,000円以上の値上げとなり、年間だと約26,000円前後も負担が増えます
(※基本料金・月間の電力使用量・燃料費調整額(変動)によって、見積もり金額は変わります。)

上記計算の表をご覧になると分かるように、再エネ賦課金の値上げと政府の電気代補助終了による負担が大きいです。

電気をたくさん使う季節やオール電化のご家庭、普段から電気をたくさん使う世帯の方は、さらに電力使用量が多くなるので、負担額は大きくなり、家計への影響大です。

ご自身の住んでいる地域はいかがですか?

以下の項目では、各エリア別に、基本料金と電力量料金単価がどれくらいになるか比較していますのでぜひチェックしてくださいね。

\郵便番号や世帯人数など入力して簡単料金見積もり/

現在新規契約中の方を対象にお得なキャンペーンを実施中の新電力です。こちらもぜひ参考にして下さい。

関西電力エリアでお得に利用できる可能性がある新電力についてまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください。

料金見直しによる各エリアの基本料金と電力量料金単価を比較

料金見直し前と後の基本料金と電力量料金単価を比較して、どれくらい負担が増えるのかまた、値下げのエリアではどれくらい負担が減るのか計算します。(※規制料金)

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較となります。

ご自身のエリアの料金を下記よりぜひ参照して下さいね!

1.基本料金値上げ5社

2.基本料金値下げ1社

3.基本料金の見直し無3社

北海道電力の基本料金と電力量料金単価を比較

北海道電力の基本料金比較

エリア北海道北海道備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B値上げ金額
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A374.00402.60+28.6
15A561.00603.90+42.9
20A748.00805.20+57.2
30A1,122.001,207.80+85.8
40A1,496.001,610.40+114.4
50A1,870.002,013.00+143.0
60A2,244.002,415.60+171.6
単位:円

一般的な4人家族の契約電流の目安は、50Aですので、基本料金の1契約当たりの値上げ額は、

  • 1か月あたり+143円
  • 年間(12か月あたり)+1,716円

の負担増です。

北海道電力の電力量料金単価比較

会社北海道北海道差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12035.4435.35▲0.09
121~28041.7341.64▲0.09
281~45.4545.36▲0.09
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.09円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

北海道電力の月間電力量料金別比較

会社北海道北海道1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh11,764.211,737.2▲27
400kWh15,937.215,901.2▲36
600kWh25,027.224,973.2▲54
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

東京電力の基本料金と電力量料金単価を比較

東京電力の基本料金比較

エリア東京東京備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B値上げ金額
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A295.24311.75+16.51
15A442.86467.63+24.77
20A590.48623.50+33.02
30A885.72935.25+49.53
40A1,180.961,247.00+66.04
50A1,476.201,558.75+82.55
60A1,771.441,870.50+99.06
単位:円

一般的な4人家族の契約電流の目安は、50Aですので、基本料金の1契約当たりの値上げ額は、

  • 1か月あたり+82.55円
  • 年間(12か月)+990.6円

の負担増です。

東京電力の電力量料金単価比較

会社東京東京差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12030.0029.80▲0.2
121~30036.6036.40▲0.2
301~40.6940.49▲0.2
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.2円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

東京電力の月間電力量料金別比較

会社東京東京1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh10,18810.128▲60
400kWh14,25714,177▲80
600kWh22,39522,275▲120
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

中部電力の基本料金と電力量料金単価を比較

中部電力の基本料金比較

エリア中部中部備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B値上げ金額
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A297.0321.14+24.14
15A445.5481.71+36.21
20A594.0642.28+48.28
30A891.0963.42+72.42
40A1,188.01,284.56+96.56
50A1,485.01,605.70+120.7
60A1,782.01,926.84+144.84
単位:円

一般的な4人家族の契約電流の目安は、50Aですので、基本料金の1契約当たりの値上げ額は、

  • 1か月あたり+120.7円
  • 年間(12か月あたり)+1,448.4円

の負担増です。

中部電力の電力量料金単価比較

会社中部中部差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12021.3321.20▲0.13
121~30025.8025.67▲0.13
301~28.7528.62▲0.13
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.13円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

中部電力の月間電力量料金別比較

会社中部中部1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh7,2037,164▲39
400kWh10,07810,026▲52
600kWh15,82815,750▲78
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

関西電力の基本料金と電力量料金単価を比較

関西電力の基本料金比較

会社関西関西値上げ額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
一律の最低料金
(15kWhまで)
433.41522.58+89.17
単位:円

基本料金値上げ額は、

  • 1か月あたり+89.17円
  • 年間(12か月あたり)+1,070.04円

の負担増です。

関西電力の電力量料金単価比較

関西関西差額
プラン従量電灯A従量電灯Aわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
15~12020.3120.21▲0.10
120~30025.7125.61▲0.10
301~28.7028.59▲0.11
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.10~▲0.11円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

関西電力の月間電力量料金別比較

会社関西関西1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh6,760.356,731.85▲28.5
400kWh9,630.359,590.85▲39.5
600kWh15,370.3515,308.85▲61.5
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

中国電力の基本料金と電力量料金単価を比較

中国電力の基本料金比較

会社中国中国値上げ額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
一律の最低料金
(15kWhまで)
712.67759.68+47.01
単位:円

基本料金値上げ額は、

  • 1か月あたり+47.01円
  • 年間(12か月あたり)+564.12円

の負担増です。

中国電力の電力量料金単価比較

中国中国差額
プラン従量電灯A従量電灯Aわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
15~12032.8332.75▲0.08
120~30039.5139.43▲0.08
301~41.6341.55▲0.08
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.08円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

中国電力の月間電力量料金別比較

会社中国中国1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh10,558.9510,536.15▲22.8
400kWh14,721.9514,691.15▲30.8
600kWh23,047.9523,001.15▲46.8
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

四国電力の基本料金と電力量料金単価を比較

四国電力の基本料金比較

会社四国四国値下げ額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
一律の最低料金
(11kWhまで)
667.00666.89▲0.11
単位:円

基本料金のわずかに値下げ額は、

  • 1か月あたり▲0.11円
  • 年間(12か月あたり)▲1.32円

となります。

四国電力の電力量料金単価比較

四国四国差額
プラン従量電灯A従量電灯Aわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
11~12030.6630.65▲0.01
120~30037.2837.27▲0.01
301~40.7940.78▲0.01
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.01円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

四国電力の月間電力量料金別比較

会社四国四国1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯A従量電灯A
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh10,052.3410,049.45▲2.89
400kWh14,131.3414,127.45▲3.89
600kWh22,289.3422,283.45▲5.89
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

東北電力の基本料金と電力量料金単価を比較

東北電力の基本料金比較

エリア東北東北備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B見直し無
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A369.60369.60±0
15A554.40554.40±0
20A739.20739.20±0
30A1,108.801,108.80±0
40A1,478.401,478.40±0
50A1,848.001,848.00±0
60A2,217.602,217.60±0
単位:円

東北電力は、基本料金の見直しはなく、電力量料金単価はわずかに値下げとなっています。

東北電力の電力量料金単価比較

会社東北東北差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値下げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12029.7129.62▲0.09
121~28036.4636.37▲0.09
281~40.4140.32▲0.09
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、▲0.09円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

東北電力の月間電力量料金別比較

会社東北東北1か月あたり
安くなる金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh10,12810,101▲27
400kWh14,16914,133▲36
600kWh22,25122,197▲54
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

北陸電力の基本料金と電力量料金単価を比較

北陸電力の基本料金比較

エリア北陸北陸備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B見直し無
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A302.50302.50±0
15A453.75453.75±0
20A605.00605.00±0
30A907.50907.50±0
40A1,210.001,210.00±0
50A1,512.501,512.50±0
60A1,815.001,815.00±0
単位:円

北陸電力は、基本料金の見直しはなく、電力量料金単価はわずかに値上げとなっています。

北陸電力の電力量料金単価比較

会社北陸北陸差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値上げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12030.8330.86+0.03
121~28034.7234.75+0.03
281~36.4336.46+0.03
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、+0.03円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

北陸電力の月間電力量料金別比較

会社北陸北陸1か月あたり
増える金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh9,949.29,958.2+9
400kWh13,592.213,604.2+12
600kWh20,878.220,896.2+18
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

九州電力の基本料金と電力量料金単価を比較

九州電力の基本料金比較

エリア九州九州備考
プラン
(1契約)
従量電灯B従量電灯B見直し無
期間2024.3/31まで2024.4/1から
10A316.24316.24±0
15A474.36474.36±0
20A632.48632.48±0
30A948.72948.72±0
40A1,264.961,264.96±0
50A1,581.201,581.20±0
60A1,897.441,897.44±0
単位:円

九州電力は、基本料金の見直しはなく、電力量料金単価はわずかに値上げとなっています。

九州電力の電力量料金単価比較

会社九州九州差額
プラン従量電灯B従量電灯Bわずかに
値上げ
期間2024.3/31まで2024.4/1から
0~12018.2818.37+0.09
121~28023.8823.97+0.09
281~26.8826.97+0.09
単位:円/kWh

電力量料金単価は、料金見直しで、+0.09円/kWhとなっており、月間の電力使用量で電力料金がいくらになるか下記の表にまとめました。

うちの月間電力使用量を使用して計算しています。(少ない月:300kWh、平均:400kWh、多い月:600kWh)

九州電力の月間電力量料金別比較

会社九州九州1か月あたり
増える金額
プラン従量電灯B従量電灯B
期間2024.3/31まで2024.4/1から
300kWh6,4926,519+27
400kWh9,1809,216+36
600kWh14,55614,610+54
単位:円
※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

※燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた金額で比較

再エネ賦課金の値上げ

再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは?
  • 太陽光・風力・地熱・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及、拡大させることを目的に電力会社が再生可能エネルギーを買い取る時の費用を消費者である各個人が負担するもの
  • 電気を使う方、全員が負担している
  • 各年度ごとに経済産業省が算定を行い、毎年5月に料金が改訂される

    再エネ賦課金の計算式=単価×電気の月間使用量


今回の改定では、3.49円/kWhで前年度から+2.09円/kWhも値上げとなり、値上げにより各家庭の電気料金が高くなります。

特にオール電化の方や電気をたくさん使うご家庭の方の負担はとても大きくなります。

1か月あたりの電力使用量でどれくらい負担が増えるか表で確認してくださいね。

期 間2023.5月~2024.4月2024.5月~2025.4月差額
再エネ賦課金単価
(円/kWh)
1.403.49+2.09
電力使用量 300kWh300×1.4/kWh=420300×3.49/kWh=1,047+627
電力使用量 400kWh400×1.4/kWh=560400×3.49/kWh=1,396+836
電力使用量 600kWh600×1.4/kWh=840600×3.49/kWh=2,094+1,254
単位:円

うちの場合、1か月あたりの電力使用量の平均は、400kWhですので、年間では10,032円の値上げとなり、家計への影響は大きいと言えます。

政府による電気代補助政策の終了

世界情勢の変化によるエネルギー価格の上昇で電気代・ガス代ともに影響を受けています。

その対策のひとつが、2023年1月から政府が実施している、一般家庭と企業の電気代・ガス代の負担を軽減する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」です。

補助の期間は、2023年9月~2024年4月までと、2024年5月については、補助金が減額されています。(※電気とガスで設定が違います。この記事では、電気のみ取り上げます。)

項目対象2023.1~8月
使用分の補助金額
2023.9月~2024.4月
使用分の補助金額
2024.5月使用分の
補助金額
電気代一般家庭・企業
(低圧)
7円/kWh3.5円/kWh1.8円/kWh
備考2023.1~8月より
減額されている
2023.9月~2024.4月
より減額されている
24.5月終了

うちの平均電力使用量400kWhの場合

  • 2023.9月~2024.4月
    400kWh×3.5円/kWh=1,400円の補助
  • 2024.5月
    400kWh×1.8円/kWh=720円の補助で終了

上記金額の補助があり、電気代から引かれていましたが2024.5月で終了のため、6月以降この分負担が増え家計の支出の割合も大きくなります。

2024年の電気代補助金「酷暑乗り切り緊急支援」

出典:経済産業省ウェブサイト(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/)

この補助金は、エアコンの使用頻度が高まる夏の期間に特化して設けられており、2024年8月から10月までの3か月間にわたって提供されます。

特に暑さが厳しい時期の電力消費量が増える家庭や企業の負担を軽減することが目的です。

この補助金の対象となるのは、低圧契約の一般家庭や企業、そして高圧契約の企業などです。

補助金額は、

  • 2024年8月と9月の期間では4円/kWh(低圧契約)
  • 2024年10月になると2.5円/kWh(低圧契約)

減額されます。

値引き額(低圧契約)
  • 2024年8月と9月の期間
    月々の電力使用量×4円/kWh
  • 2024年10月
    月々の電力使用量×2.5円/kWh


高圧契約の場合、2024年8月と9月は2円/kWh、10月は1.3円/kWhが補助されます。


2024年8月~10月までの3か月に渡り「酷暑乗り切り緊急支援」という政府の電気代補助が実施されます。そちらの記事は以下よりご確認ください。

容量拠出金

容量市場の開設に伴い、容量拠出金が2024年4月から発生します。

一部の電力会社では、この負担を電気料金と一緒に請求することを決めており、電気料金と合わせて請求するかしないかは、各電力会社により違います。

そのため、料金改定があるのか、料金案内などのお知らせやご自身の契約の電力会社ホームページなどでしっかり確認しましょう。

容量市場とは?

(2020年開設・2024年導入)

  • 将来の電力供給力(kW)を確保するための市場
  • 将来の国内での電力の供給能力を効率的に確保する仕組み
  • いろいろな電気事業者が電力の供給能力を確保する手段のひとつ

電気代値上げ対策|すぐに実践できる電気代節約の方法

エネチェンジ公式サイトより引用
エネチェンジ公式サイトより引用

電気代の値上げへの対策について解説します。

  • 無理のない範囲で節電をこころがける
  • 照明器具を消費電力の大きい白熱電球からLEDに交換する
  • 省エネ家電を使用する
  • テレビなどの消費電力の大きい家電の無駄なつけっぱなしをしない
  • 新電力へ乗り換える際は、しっかり見積もりをして節約できるか検討する

電気代を節約するのに最も効果的なのは、ご自分の電気の使用状況にぴったり合った電気料金プランのある電力会社に乗り換えることです

しかし、料金シュミレーションなどせずに、ご自身の電気の使用状況に合っていない新電力や料金プランに乗り換えると今お使いの料金より高くなることがあります。

ですので、電気代の節約のために新電力への乗り換えを検討されている方は、しっかりと事前に見積もりをして節約額を知ることが大切です。

基本料金(最低料金)や電力量料金単価は、各電力会社により違うので、電気の使用状況に合った料金設定のプランを見積もりで比較すると節約につながりますが、乗り換えて現在の電気料金より高くなることがないように、しっかり比較シュミレーションするのが重要です。

また、ポイント還元やガスと電気のセット割などお得な特典付きの電気料金プランや、乗り換えの際に、キャッシュバックがある電力会社などもありますので、事前に確認しましょう。

個人で複数の電力会社の見積もりをとるのは、大変で面倒なので、上場企業運営で安心して利用できる無料電力比較サイト「エネチェンジ」で見積もりするのがおすすめです。

限定特典やキャッシュバック、ギフト券など新規申し込み特典のある電力会社を郵便番号などを入力するだけで簡単に比較できます。

その際、契約期間や契約の途中で解約する場合、契約解除料などの有無も合わせて確認しましょう。

うちは、エネチェンジを使い新電力へ乗り換えて電気代を節約しています。

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お得なキャンペーンのある新電力はこちらを参考にしてくださいね。

まとめ

2024年6月から電気代が下記4つの理由で高くなります。

電気代値上げ4つの理由
  • 託送料金の支払い義務が発生した影響で、大手電力会社では、料金の見直しを実施
  • 再エネ賦課金が1.40円/kWh→3.49円/kWhと+2.09円/kWhも値上げ
  • 政府の電気代補助が2024年5月で終了のため補助がなくなる
  • 容量拠出金の請求が発生(各新電力による)

各エリアにより差はありますが、一般家庭4人家族の場合(50A|400kWh使用で計算の場合)で、1か月あたりの電気代が約2,000円以上負担が増えます。

上記値上げ4つの理由の中でも特に再エネ賦課金の値上げと政府の電気代補助終了による負担が増え、家計への影響は、とても大きいと言えます。

夏や冬など電気をたくさん使う時期やオール電化住宅の方、普段から電気の使用量が多い世帯の方などさらに負担は大きくなります。

ご自分の電気の使用状況にぴったり合った電気料金プランのある電力会社に乗り換えると節約につながる可能性がありますので、見積もり比較するのがおすすめです。

乗り換えて今より料金が高くなることがないようにしっかりシュミレーションしましょう!

電力比較サイト「エネチェンジ」は、郵便番号や世帯人数などを入力するだけで、お得な特典やキャッシュバックなどある電力会社を多数比較することができます。

その際、契約期間や契約解除料の発生などあるか等も合わせてしっかりと確認しましょう。

個人では、複雑で面倒なので、エネチェンジで見積もりが簡単でおすすめです。

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エネチェンジについては、こちらを参考にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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