※この記事は、2024年5月25日に更新しました。
最近の物価高騰もありさまざまな出費が家計を占めています。
そこで家計で占める割合が多い光熱費の節約について解説します。
光熱費の節約にもっとも有効なのは、お得な電力会社へ乗り換えることです。
しかし、新電力へ乗り換えて電気代の節約をしたいけど、
- どこの新電力が良いのか
- 料金プランの違いや特長など分からず詳しく調べるのも面倒
- 新電力へ乗り換えをためらっている
このように思われている方も多いのではないでしょうか?
また、新電力へ乗り換えても電気の品質は変わらないのか?災害時どうなるの?など不安もあります。
そこでこの記事では、以下の悩みを解説していきます。
電気料金を安くするには4つの内訳を理解する必要があります。
詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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エネチェンジについてはこちらの記事もありますので、参考にしてくださいね。
電気料金の内訳と計算方法
毎月請求される電気料金の中には4つの内訳があり、合計された金額が電気料金の請求額です。
こちらの記事もぜひご覧ください。簡単に電気料金を計算できます。
基本料金
基本料金は、電気の使用量に関わらず定額で発生する料金のことです。
基本料金は、下記の2種類です。
・「アンペア制」
・「最低料金制」
アンペア制とは何か解説
アンペア制の電気料金プランは異なるアンペアごとに基本料金が設定されています。
契約アンペアが大きくなるほど基本料金が高くなる料金体系です。
- 一人暮らしなど、電力使用量が少ない場合は、20A~30A
- 世帯人数の多い方、普段から電力使用量が多い場合、40A~60A
最低料金制とは何か解説
最低料金制の電気料金プランは、1契約ごとに最低料金が定められています。
最低料金<電力使用量の場合に最低料金を超えた分の電力使用量が電力使用量として計算されます。
基本料金のアンペア制と最低料金制を簡単にまとめた表になります。
基本料金 | アンペア制 | 最低料金制 |
内容 | アンペア数ごとに 基本料金が設定 10A・20A・・・ アンペア数が大きくなるほど 基本料金も高くなる | 電気使用量に 関係なく定額発生 電力会社・電気料金プランごとに 料金設定は色々 |
多い 地域 | 北海道 東北 東京 中部 北陸 九州 | 関西 中国 四国 沖縄 |
大手 電力会社 | 北海道電力 東北電力 東京電力EP 中部電力ミライズ 北陸電力 九州電力 | 関西電力 中国電力 四国電力 沖縄電力 |
プラン | 従量電灯B | 従量電灯A |
電力会社・電気料金プランごとに料金設定は色々あります。
新電力等は基本料金無料プランもありますよ。
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基本料金無料のメリット
大手電力はアンペア制で基本料金が設定されていて、家族が多かったり電気を多く使う家庭はアンペア数が大きくなります。
アンペア数が大きくなれば基本料金が高くなります。
新電力には、基本料金無料の電力会社も多く電気料金を比較検討する上で、基本料金無料は電気代節約になります。
電気代が安くなれば家計が助かりますので大きいですよね。
基本料金無料のおすすめの電力会社
- Japan電力-くらしプランS(一般家庭向け)
- Looopでんき-スマートタイムone
- eo電気
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電力量料金
電力量料金は、使用電力量に応じて発生する料金です。
大きな分類は使用量によって2タイプあります。
・単価が変動する従量制
・単価が変動しない固定制
従量制
電気の使用量に応じて計算される料金です。
電力量料金の単価が安い程、従量制の料金は安くなります。
電気代の節約は、従量制単価が安い電力会社が良いですよね。
固定制
一定の使用量まで定額としているプランが多いです。
電力量料金の計算は、電力量料金=料金単価×電力使用量となり、電気を多く使えば電力量料金は高くなります。
電力量計算に必要なのは料金単価と電力使用量です。
燃料費調整額
- 原材料の価格変化に応じて上下し毎月変動する電気料金に含まれる金額のこと
- 燃料費が基準価格よりも低ければ電気料金からマイナス、高ければプラスされる
- 多くの新電力も旧一般電気事業者と同じ算出方法を導入している
- 各電力会社によって単価は違う
各月分の燃料費調整単価は、3か月間の貿易統計価格をもとに算定され、2か月後の電気料金に反映されます。
燃料費調整額は、発電に必要な液化天然ガス等の燃料の価格変動を反映させた電気料金です。
価格は毎月変動し、燃料費が基準価格より低い場合は、電気料金から減算され、逆に高い場合は
電気料金に加算されます。
燃料費調整額の計算は、燃料費調整額=燃料費調整単価×使用電力量です。
燃料費調整額は各電力会社によって違います。
再エネ賦課金
- 太陽光・風力・地熱・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及、拡大させることを目的に電力会社が再生可能エネルギーを買い取る時の費用を消費者である各個人が負担するもの
- 電気を使う方、全員が負担している
- 各年度ごとに経済産業省が算定を行い、毎年5月に料金が改訂される
再エネ賦課金の計算式=単価×電気の月間使用量
正式名称は、再生可能エネルギー発電促進賦課金と呼ばれ通称は再エネ賦課金です。
全世帯対象で国民に負担を求めらています。
単価は国が決めて毎年変動します。
2023年5月からの単価は1.40円/kwhで、2022年5月からの単価3.45円/kwhと比べて2.05円/kwh値下げとなりました。
原因は、電力の市場価格高騰により再生可能エネルギーの販売収入も増加が見込まれるためです。
下記表は、再エネ賦課金の単価です。
今回の改定で、2024年5月から3.49円/kWhと、前年度から+2.09円/kWhも値上げとなり、これによる各家庭の電気料金の負担が増えます。
年 度 | 再エネ賦課金 |
2024年5月分~2025年4月分 | 3.49円/kWh |
2023年5月分~2024年4月分 | 1.40円/kWh |
2022年5月分~2023年4月分 | 3.45円/kWh |
2012年8月分~2013年3月分 | 0.22円/kWh |
再エネ賦課金の計算は、再エネ賦課金=使用電力量×再エネ賦課金単価となり、毎月の使用電力量か再エネ賦課金単価が増えると、それに比例して再エネ賦課金も上がります。
計算例)電力使用量450kWhの場合の再エネ賦課金は、
- 2023年5月分~2024年4月分の時
1.40円/kWh×450kWhで、630円 - 2024年5月分~2025年4月分
3.49円/kWh×450kWhで、1,570円
となり、今回の値上げにより電力使用量450kWhの場合940円も負担が増える計算になります。
再エネ賦課金は国が定めるので私たち消費者の努力では値下げはできません。
電力会社・電気料金プランを見直せば電気代を節約出来ます。
2024年電気代の値上げについては、こちらを参考にしてくださいね。
2人以上世帯の電気料金平均額
2人以上世帯の電気料金平均額です。
2020年の総務省統計局データを参考にしています。
世帯人数 | 2020 |
2人 | 11,377 |
3人 | 13,336 |
4人 | 14,265 |
5人 | 15,219 |
電気代を安くするには電力会社を見直すのが効果的
電気代を安くするには電力会社のプランを見直すことが効果的です。
プランを見直し時に重要なのが単価を下げることです。
でも、多くの電力会社の中からさまざまなプランを選ぶのは大変ですよね。
そこでエネチェンジを使います。
「エネチェンジ電力比較」では、かんたんな質問に答えるだけで電気料金のシミュレーションができ自分の家庭にぴったりな電気料金プランをご案内してくれるのです。
「エネチェンジ」は、上場企業運営の安心かつ無料で利用できる電気・ガス簡単比較サイトです。
複雑な手続きはなく、郵便番号と現在の利用状況を入力するだけで最適な料金プランのある新電力をシュミレーションしてくれます。
私もエネチェンジ限定特典をいただいて2023年7月から「Japan電力」へ乗り換えました。
エネチェンジで料金シュミレーションする流れ
エネチェンジは、郵便番号を入力するたけでお得な新電力を多数比較することができる上場企業運営の安心かつ無料で利用できるサービスです。
また、ギフト券やキャッシュバックなどの 「限定特典」のある新電力もチェックできます。
①郵便番号や個々の条件を選択する
②選択した条件に合ったおすすめの電力会社と料金プランがでますので、チェックしてみましょう。
エネチェンジ限定特典や期間内に解約の場合に手数料などが設定されている電力会社もあるので、そちらも合わせて確認するのがおすすめです。
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エネチェンジを利用してJapan電力へ乗り換え
家族が多い方ほど同時に使用する電気の量が必要でアンペア数が大きくなるので基本料金も高くなりますが、Japan電力は基本料金無料なので大手電力と比べて、3~5人世帯では毎月1,000円~2,000円の節約になります。
基本料金の負担がなくなるだけでお得です。
毎月の電力使用量が400kWh以上の方は、お得な電力量単価で利用できますので、チェックしてみてくださいね。
電気料金プランは異なりますが、同じ電力使用量で変更前の大阪ガスの電気の場合の請求金額を概算で求めて比較しました。
Japan電力へ変更後、23.8月と9月分の2か月間の電気料金を比較していますので参考にしてみてください。
どちらの月も2,000円ほど節約できる計算になりました。
※大阪ガス電気料金(概算)
基本料金+電力量料金±各社それぞれの燃料費調整額(※毎月変動)
で概算で計算しました。
※燃料費調整額は、毎月変動します。
※電力量料金の単価を値上げしていない地域は、安くならない場合がありますので、現在利用の電気料金プランで計算して比較してみてください。
必ずしも、シュミレーション通りの電気料金にならないので、その点は必ず注意が必要です。
リビングと子供部屋は、常にエアコンがつきぱなっしだったので請求金額がとても安く感じました。
やはり、電力会社変更による節約効果が大きいと感じました。
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Japan電力では2024年4月より、容量拠出金制度が開始され、2024年4月以降、容量拠出金反映額が電気料金請求の時に合わせて請求されます。
これに関しては、下記記事を参考にしてくださいね。
電力量料金単価が安いおすすめの新電力
- Japan電力:業界最安値水準、基本料金も無料
- eo電気:電力量単価安い、eo光もお得
- オクトパスエナジー:新規契約の方を対象に電気料金から12か月間割引を適用する「本割引特典」のキャンペーン中
オクトパスエナジーについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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まとめ:電気料金を安くする対策
電気料金を安くするには基本料金の単価を下げるか使用電力量を減らす必要があります。
しかし、電力使用量を減らすには、夏冬に利用が増えるエアコンの温度管理が必須です。
近年は、夏は暑く冬は寒いので過度な温度設定は、体に悪影響を及ぼすため個人的にはおすすめしません。
結果的に電気料金が安くなっても生活が苦痛で長続きしないです。
電気代節約に最も効果が高いのは、電力会社の乗り換えがおすすめです。
エネチェンジで電気代シュミレーションし、ぴったりの電気料金プランを検索してみて下さい。
お得な電気料金プランを比較検討できます。
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最後までお読みいただいてありがとうございます。
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