近年厳しい暑い夏や寒い冬はエアコン使用時間が長くなり、電気代が気になりますよね。
電気代を安くしたい方に、7つの電気代節約につながる使い方を紹介します。
あわせてエアコン1時間当たりの計算式や1か月の電気代もダイキンエアコンを例に解説します。
7つの電気代節約方法は簡単にできるものばかりですので、1つでも多く実行してお得にエアコンを利用して快適に過ごしましょう。
エアコンとサーキュレーターを併用して使うと節電になります。その他快適な夏を過ごせる節電術については、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
2024年8月~10月までの3か月に渡り「酷暑乗り切り緊急支援」という政府の電気代補助が実施されます。そちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。
エアコン電気代の計算式
参考に電気の単位を簡単にまとめた表とエアコン電気代の計算式です。
単位 | 記号 | 意 味 |
ワット | W | 電気が1秒間にする仕事のこと 消費電力または電力という |
ワット時 | Wh | 実際に電気を使った量のこと 電力(W)×使用時間(h) |
1時間当たりの電気代計算式
電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×電気料金目安単価(円/kWh)
電気料金目安単価:31円/kWh(R4年7月22日改定のもの)
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会電気料金目安価格
ダイキンRシリーズ10畳用エアコンの電気代
ダイキンRシリーズ10畳用を例に電気代を計算しました。(ダイキンRシリーズ10畳用エアコンの場合:550W)
550W×1時間(h)=550Wh=0.55kWh
1,000Wh=1kWhのこと(Wh÷1,000=kWh)
例)550Wのエアコンを1時間使用した場合の電気代
550W×1時間(h)÷1,000×31円/kWh=17.05円
※電気料金目安単価:31円/kWh(R4年7月22日改定のもの)
1日の平均エアコン使用時間を24時間とすると、1日の電気代と1か月の電気代は下記のとおりです。
- 1日当たり:17.05円×24時間=409.2円
- 1か月当たり:409.2円×30日=12,276円
簡単に計算できますので、計算方法を知っていると、おおよその料金を知ることができます。
電気料金については、こちらもぜひ参考にしてくださいね。
ダイキンエアコンの消費電力と1時間当たりの電気代
ダイキンエアコンは、性能・デザイン・省エネ設計ともに優れていますが、グレードが10種類もあり、グレードにより電気代や消費電力に差があります。
この記事では、ダイキンエアコンの主な6種類(寒冷地モデル3種類とSシリーズは除く)を紹介し、それぞれの機能・特徴や1時間あたりの消費電力について詳しく解説します。
ダイキンエアコンのシリーズ別、消費電力と1時間当たりの電気代を下記表にまとめました。
- 畳数は10畳
- 1日12時間使用
シリーズ | 冷房消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
R/A | 550 | 17.05 | 204.6 | 6,138 |
MX/FX | 730 | 22.63 | 271.56 | 8,146.8 |
C | 750 | 23.25 | 279 | 8,370 |
E | 780 | 24.18 | 290.16 | 8,704.8 |
シリーズ | 暖房消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
R/A | 660 | 20.46 | 245.52 | 7,365.6 |
MX/FX | 830 | 25.73 | 308.76 | 9,262.8 |
C | 855 | 26.50 | 318 | 9,540 |
E | 860 | 26.66 | 319.92 | 9,597.6 |
1時間当たりの電気代は、Rシリーズ・Aシリーズが省エネ性が高く一番安いです。
冷房と暖房では1時間当たりの電気代は、暖房が高くなります。
それは、暖房を使う冬が外気温と設定温度の差が自然と大きくなるためです。
夏と冬のエアコン設定温度と外の気温
・夏:エアコン設定温度28℃/外気温35℃ 温度差7℃
・冬:エアコン設定温度23℃/外気温5℃ 温度差18℃
冬の場合では、暖房で温度差18℃暖めるのに対して、冷房は7℃ですみます。
あくまで一般的な傾向ですが、暖房の方が温度差は大きいため、電気代も高くなりやすいです。
1時間当たりの電気代を安くするには、消費電力を下げるか電力量料金単価を下げるかの2つになります
7つの電気代節約になるエアコンの使い方
- エアコンの設定温度1℃で冷房13%・暖房10%が電気代節約
- 風量は自動がいちばん電気代節約
- 短時間の外出ならエアコンはつけっぱなしの方がよい
- 風向は水平がよい
- 室外機を工夫する
- フィルター掃除
- エアコンの買い替えや上位機種を選ぶ
冷房の設定温度1℃で冷房13%・暖房10%が電気代節約になる
夏休みや冬休みは、子供が家で過ごす時間も長くなり、冷暖房の使用時間も増えるため、電気代の負担が増大します。
環境省は、省エネを推奨しており、部屋の室温は夏28℃・冬20℃を目安としています。
エアコンの設定温度を1℃上げた場合ですが、消費電力が冷房13%・暖房10%削減となり電気代の節約になります。
冷房の設定温度を2℃上げた場合ですが、消費電力が26%削減となり電気代節約効果はさらに増えますね。
エアコンの設定温度が冷房は低くて暖房は高く設定している場合は、設定温度を見直すだけで電気代節約につながるでしょう。
ダイキンエアコンEシリーズ6畳用で消費電力580Wの場合で比較
1日24時間使用した場合
1時間電気代(円) | 18 |
1日(24時間使用)電気代 | 432 |
28℃での1か月電気代 | 12,960 |
27℃での1か月電気代 | 11,275.2 |
1か月電気代節約額 (28℃の場合との差額) | 1,684.8 |
設定温度を1℃緩和すると、1か月1,684.8円の節約となり効果は大きいですね。
エアコンは、家庭で2~3台稼働しているケースが多く、毎月の電気代の中で高い比率を締めるのでもう少し電気代を節約できます。
エアコン風量は自動がいちばん電気代節約になる
エアコン風量は、自動が電気代を最も節約できます。自動だと設定温度に達する時間が早く消費電力が低くすむため電気代も安くなります。
エアコンは、運転開始当初にしっかりと風を強く押し当てて室内の空気を循環するため、設定温度に下げるまでが一番電気を使います。
設定温度に到達後は自動的に弱める調整を自動で行い電気代はあまりかかりません。
ちなみに風量が弱の方が電気代を節約できると思われがちですが、風を遠くに飛ばしにくく空気を吸い込む量が少なくなるため熱を交換する量が少なくなります。
部屋が冷えるまで時間が長くなり、室外機の圧縮機に負担がかかるため消費電力が増えてしまいます。
ちなみにエアコンをつけていても部屋が暑い場合は、設定温度を下げる前に風量を強くするとよいでしょう。
エアコンは温度を下げるために消費電力が多く使われており、風量を強くするだけなら電気代は上がりませんので風量を強めるだけで設定温度が同じでも快適に感じられますね。
風量は自動が無駄がない省エネ運転で電気代節約になりおすすめですよ。
短時間の外出ならエアコンはつけっぱなしの方がよい
近くのスーパ-に買い物など30分程度のちょっとした外出ならば、エアコンはつけっぱなしの方が電気代を節約できます。
エアコンは設定温度と室温の差が大きいほど電力を消費するため、エアコンを消して室温が上がると稼働時の消費電力が高くなり電気代も高くなります。
室温が大きく変動しなければエアコンの消費電力は最小限ですむため、電気代の節約につながります。
30分以上の外出はエアコンは消す方が良いので、状況に応じて使い分けしましょう。
エアコンを24時間つけっぱなしで運転すると、エアコン内部に大量の水が発生して湿度が高くなりカビが繁殖しやすい環境になります。
1日のうち長い時間使う場合でも数時間はエアコンを消した方が良く、内部クリーン運転を使った
冷房の風向は水平で暖房は下向きがよい
冷房の風向は水平・暖房は下向きが電気代節約になります。
冷たい空気は重たいので下にたまりやすく、エアコンの風向きをななめ下にすると室内の温度ムラが起きやすくなります。
エアコンが設定温度になっていないと勘違いして必要以上に部屋を冷やしてしまい消費電力がかかってしまいます。
冷房はエアコンの風向きは水平にすると空気をかきまぜやすくがおすすめです。
あたたかい空気は上にたまりますので、エアコンの風向きは下向きが良いでしょう。
センサー搭載モデルのエアコンでは人がいる場所を感知してくれるので、風向きは自動がおすすめです。
室外機を工夫する
エアコンは室外機で熱を交換しており、熱くなってしまうと冷房効率が下がります。
室外機が直射日光に直接日光が当たる場所の場合は、日よけやすだれなどでひよけ対策をしましょう。
吸込口や吹出口がふさがれてしまうと、熱を効率的に逃がせなくなりムダな電気を消費することになりますので余計な物を置かないよう注意しましょう。
フィルター掃除
エアコンのフィルター掃除は2週間に1度が推奨されており、掃除をしないとフィルターにほこりが溜まり吸い込みが悪くなったり無駄に電気がかかるようになります。
ほこりはカビの温床にもなるため、エアコンからいやな臭いがしたりアレルギー症状を引き起こす要因にもなり健康に悪影響を及ぼしますので注意しましょう。
フィルター掃除が手間だと感じる方は、フィルター自動掃除機能がついたエアコンを購入するとよいでしょう。
買い替えや上位機種を選ぶ
買い替えや上位機種を選ぶと省エネ性が高く消費電力を抑えられるので毎月の電気代節約になります。
買い替えと上位機種を選ぶ基準ですが、以下を参考にすると良いでしょう。
イニシャルコスト-エアコンの製品代+設置費用
ランニングコスト-エアコンの電気代
買い替えのメリットは10年前のエアコンと比べると15%電気代が下がるそうです。
10年以上エアコンを使用していると、経年劣化で冷房効率も下がりますよね。
上位機種のエアコン代は高いですが、省エネ性が高く毎月の電気代が安くなります。
上位機種を検討する基準ですが、10年使う想定でエアコン代の差額と毎月の電気代を計算して比較してみましょう。
必ずエアコンの消費電力のスペックを確認しましょう。
消費電力の数字が大きい製品はそれだけ電力を消費するため、どれだけ省エネ性能が高い製品を利用していても電気代がかかってしまいます。
ダイキンRシリーズとEシリーズの冷房で電気代比較表
畳数18畳用で1日12時間使用した場合
ダイキンRシリーズとEシリーズの冷房で電気代比較表畳数18畳用で1日12時間使用した場合
シリーズ | 消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
R | 1,500 | 46.5 | 558 | 16,740 |
E | 2,070 | 64.2 | 770.4 | 23,112 |
R-E差 | 570 | 17.7 | 212.4 | 6,372 |
1日の12時間使用した場合だとRシリーズが1か月で6,372円安くなります。
使用時間数によって電気代の節約額は変わりますが、6月~9月まで暑く冷房を4か月程度使用する事が多いです。
夏だけで6,372円×4か月25,488円電気代が節約になります。
エアコンの平均使用年数は13.6年ですので13年で計算すると、冷房だけで電気代は331,344円安くなります。
エアコンは冬も暖房を使用しますので、電気代の節約額はさらに大きくなり本体代の差額は十分に回収できる上にプラスにもなりますのでお得ですよ。
ダイキンエアコンで5つのおすすめ機能
ダイキンエアコンで5つのおすすめ機能です。
- 節電自動運転とAI快適自動運転
- 無給水加湿
- 水内部クリーン(加湿水洗浄・結露水洗浄)とストリーマ内部クリーン
- さらら除湿とプレミアム冷房
- タフネス冷房・暖房で快適に
節電自動運転とAI快適自動運転
節電自動運転は、設定温度になり室温安定後は、消費電力を抑えて20%節電運転を行います。
20%節電により電気代も安くなるので、消費電力が気になる時は節電自動運転を使いましょう。
AI快適自動運転は換気・加湿・除湿をコントロールしてくれるので部屋全体が快適になります。
エアコン使用を重ねると室内の温度・湿度・リモコンの操作履歴をAIが学習して、部屋にあわせた運転を可能にするため節電にもつながります。
2つの自動運転は、シーンに合わせて使いわけがおすすめです。
- 消費電力が気になる場合は、節電自動運転
- 快適に過ごしたい場合は、AI快適自動運転
を選ぶとよいでしょう。
無給水加湿
エアコンは空気中の水分を外へ放出するので、室内の水分が奪われ湿度が下がり乾燥します。
エアコン稼働時に乾燥が気になる方は、無給水加湿がおすすめです。
一般の加湿器との違いは、屋外の空気中の水分を取り込んで加湿するのが無給水加湿です。
無給水なので水代の節約になる上に給水の手間いらずで、冬は乾燥した空気を温めるので余計に乾燥しやすく暖房しながら加湿してくれるのは良いですね。
水内部クリーン(加湿水洗浄・結露水洗浄)とストリーマ内部クリーン
ダイキンは空気で答えを出す会社スローガンをかかげており、独自の空気清浄化技術ストリーマを搭載しています。
水内部クリーンは無給水加湿機能で作った水で、エアコン内部の熱交換器の汚れを洗浄します。
夏は発生させた結露水で、冬は加湿を利用した結露水になります。
さらにエアコン内部をきれいにするために、ストリーマ照射や送風乾燥・加熱乾燥を行います。
水内部クリーンはリモコンでお知らせボタンを押すと表示されますが、電気代も1回5円程度ですので月1回を目安に利用しましょう。
水内部クリーンを使わないと冷房や除湿運転後に、エアコン内部が空気中の水分で湿ったままの状態となりカビや雑菌が繁殖してアレルギー症状を引き起こしてしまいます。
内部クリーン運転中は湿度が上がり冷房・除湿を同時に利用できないため、外出時など部屋に人がいないときに使用するのがおすすめです。
さらら除湿とプレミアム冷房
さらら除湿はダイキンの独自機能で、室温はそのままで湿度をコントロールしてくれます。
ジメジメした湿気を取り除くので、過ごしやすい室内環境が保てます。
湿度を下げることで疲労軽減につながることもダイキンの研究成果としてでています。
プレミアム冷房は湿度をデジタル制御と温度をピット制御でコントロールするため、設定温度に達した後も自動で除湿を続けます。
ピット制御はダイキン独自のスイングコンプレッサーとインバーター制御の組み合わせで、室温も0.5℃単位で室温設定ができるので快適に過ごすのにおすすめです。
室温を1℃変えると寒すぎたり暑すぎたりするので、0.5℃単位で設定できるのは良いですね。
設定温度に達したあとも蒸し暑さを感じにくいので、湿度も温度も快適な空間で過ごせますよ。
タフネス冷房・暖房で快適に
ダイキンエアコンの室外機は高い熱交換器を持つので、夏は外気温が50℃・冬は-25℃までの厳しい環境でもタフに運転可能です。
ダイキン独自のスイングコンプレッサーを搭載しており、性能を左右する圧縮機と呼ばれる心臓部は運転ロスや摩耗が少ない一体構造となっております。
ファンは、白鳥の羽を生体模倣してお作られていおり切れ込みを入れることによって、なめらかな動きで高効率運転を行うと同時に低振動や低騒音・高耐久もかな備えています。
頭脳部は両面コーティング制御基板となっており、基盤両面にコーティングを施しており耐久性をアップさせています。
ダイキンエアコンをグレード別に解説
- Rシリーズ・Aシリーズ
- MXシリーズ・Fシリーズ・Cシリーズ・Eシリーズ
最上位機種のRシリーズと換気と加湿機能がない上位モデルのAシリーズ
RシリーズとAシリーズ8つのおすすめポイント
- 節電自動運転と快適自動運転
- さらら除湿とプレミアム冷房
- 無給水加湿
- 給気換気と排気換気(Rシリーズのみ)
- スイングコンプレッサー
- 垂直気流・サーキュレーション気流
- 水内部クリーン
- タフネス暖房・冷房
- Rシリーズには換気・加湿機能が搭載
独自の換気機能を搭載しているRシリーズは、ダイキンのエアコンでは最上位機種となります。
RシリーズとAシリーズの違いは、換気・加湿機能が搭載されていないことで、それ以外の機能はRシリーズと同等のスペックです。
換気や加湿機能は必要ない方で省エネ性にこだわる方や2つの自動運転が欲しい方にはAシリーズがおすすめですよ。
Rシリーズは換気をしながら加湿・除湿・冷暖房が可能で、節電自動運転とAI快適自動運転の2つの自動運転がありシーンに合わせて使いわけできるがおすすめですね。
Rシリーズ・Aシリーズ共にダイキンエアコンの中では、省エネ性が一番高く1時間当たりの電気代が一番安いです。
節電自動運転は室温安定後約20%節電になり電気代節約にも効果があります。
最新機能や色々な機能がついているため本体価格が高いのがネックですが、1時間当たりの電気代が安く10年単位で使うエアコンなので本体の安い機種との価格差は十分回収できるでしょう。
換気・加湿機能が欲しい方はRシリーズ、換気・加湿機能は必要ない方で価格を抑えたい方や省エネ重視の方はAシリーズがおすすめです。
RシリーズとAシリーズがおすすめな部屋は、長時間居ることが多いリビングになります。
リビングは部屋が広くエアコンの消費電力が高くなるので、省エネ性が高いエアコンが毎月の電気代節約にはおすすめです。
Rシリーズに搭載されている給気換気と排気換気はコロナ禍以降注目され、大人数が集まるリビングにおすすめです。
エアコン冷房を1日12時間使用した場合の1か月のエアコン冷房の電気代になります。
畳数 | 消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
18(15~23) | 1,500 | 46.5 | 558 | 16,740 |
20(17~26) | 1,750 | 54.3 | 651.6 | 19,548 |
23(20~30) | 2,210 | 68.5 | 822 | 24,660 |
エアコン暖房を1日12時間使用した場合のエアコン暖房1か月の電気代になります。
畳数 | 消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
18(15~18) | 1,430 | 44.3 | 531.6 | 15,948 |
20(16~20) | 1,550 | 48.1 | 577.2 | 17,316 |
23(19~23) | 2,020 | 62.6 | 751.2 | 22,536 |
畳数の見方は18(15~18)の例では、下記のとおりです。
・( )内前半の数字15-木造平屋南向き(和室)の15畳
・( )内後半の数字18-鉄筋マンション南向き中間階(洋室)の18畳
基本的な機能を備えてコスパに優れたMX・FX・C・Eシリーズ
M・F・C・Eシリーズおすすめポイント
MX | FX | C | E | |
うるる加湿 (無給水加湿) | ● | - | - | - |
さらら除湿 (ハイブリッド方式) | ● | ● | - | - |
プレミアム冷房 | ● | ● | - | - |
快適自動運転 | ● | ● | - | - |
自動運転 | - | - | ● | ● |
風ナイス運転 | ● 天井気流 (暖房時暖気かくはん) | ● 天井気流 (暖房時暖気かくはん) | ● 天井気流 | ● |
オートスイング | 上下・左右・立体 | 上下・左右・立体 | 上下・左右・立体 | 上下・左右・立体 |
水内部クリーン | ● | ● | ● | ● |
フィルター自動お掃除 | ● | ● | ● | - |
室温パトロール | ● | ● | ● | ● |
スイングコンプレッサー | ● | ● | ● | ● |
タフネス冷房・暖房 | ● | ● | ● | ● |
コンパクトデザイン | - | - | ● | ● |
スタンダードモデルで多機能なのがMXシリーズとFシリーズで、CシリーズとEシリーズは基本的な機能を備えたベーシックで価格がリーズナブルなエアコンになります。
Fシリーズは快適自動運転を内蔵しており、温度・湿度・気流を自動でコントロールしてくれます。
他の機能としてはさらら除湿を搭載しており、室温に近づけて快適に除湿します。
CシリーズとEシリーズの違いは、Cシリーズにはフィルターお掃除機能がついているだけです。
購入価格を抑えたい方にはEシリーズがおすすめです。
CとEシリーズはコンパクトデザインでエアコン本体上部をななめにカットして吸い込み効率化をはかり、高さ250㎜・奥行き255㎜に抑えカーテンレールの上にも設置しやすくしました。
ダイキンは空気で答えを出す会社スローガンをかかげており、独自の空気清浄化技術ストリーマを搭載しています。
水内部クリーンは無給水加湿機能で作った水で、エアコン内部の熱交換器の汚れを洗浄します。
夏は発生させた結露水で、冬は加湿を利用した結露水になります。
さらにエアコン内部をきれいにするために、ストリーマ照射や送風乾燥・加熱乾燥を行います。
水内部クリーンはリモコンでお知らせボタンを押すと表示されますが、電気代も1回5円程度ですので月1回を目安に利用しましょう。
室温パトロールは室内が高温または低温になりすぎると、エアコンのセンサーが自動検知して冷房・暖房運転を行うのでお子様やお年寄りの方の部屋におすすめの機能です。
特に近年の夏は暑いので室内でも熱中症になるため、室温が高温になった場合に自動で冷房運転になるので熱中症予防にも良いですね。
冬は室温が14℃以下になると自動で暖房運転になるので、部屋の温度調節を自動でできるのはありがたいですね。
我が家も長男の部屋に2023年度購入したEシリーズを使っていますが、6畳の部屋でも27.5℃でよく冷えてエアコンの効きが良いと高評価です。
MX・FX・C・Eシリーズがおすすめの部屋は子供部屋や寝室になります。
6畳用(6~9)のエアコン冷房を1日24時間使用した場合の1か月のエアコン冷房の電気代になります。
シリーズ | 消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
MX/FX | 495 | 15.3 | 367.2 | 11,016 |
C | 560 | 17.4 | 417.6 | 12,528 |
E | 580 | 17.9 | 429.6 | 12,888 |
6畳用(5~6)のエアコン暖房を1日24時間使用した場合の1か月のエアコン冷房の電気代になります。
畳数 | 消費電力(W) | 1時間電気代(円) | 1日電気代(円) | 1か月電気代(円) |
MX/FX | 420 | 13 | 312 | 9,360 |
C | 465 | 14.4 | 345.6 | 10,368 |
E | 470 | 14.6 | 350.4 | 10,512 |
MX/FXシリーズが1時間当たりの電気代が安く、毎月の電気代節約につながります。
まとめ
夏と冬はエアコンの使用時間が長くなるため、電気代が高くなるのがすごく気になりますよね。
しかもエアコンの電気代節約は間違った使い方をすると、電気代が思った以上に節約されていないケースもあるので注意が必要です。
7つのエアコンの電気代節約はどれも簡単に取り組めるので、ぜひ試してみて電気代節約をしましょう。
\電気代を節約!郵便番号入力で簡単料金シュミレーション/
キッチンでできる電気代節約効果のある省エネ対策の記事も合わせて参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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