※この記事は、2024年7月5日に更新しました。
- もうすぐ小学生だけど学校の授業大丈夫かな?
- 算数のさくらんぼ計算てどうするの??
- 手軽に家庭学習で取り組めるようなものないかな?
- 小学校高学年になり、計算でつまづいてるので繰り上がり、繰り下がりを復習させたいな
このようにお考えの方、トモエそろばんの20玉そろばんを使って家庭学習に活用することをおすすめします。
数が苦手な子供が幼稚園の頃から活用して、今では8年目の私がメリットだけでなく、デメリットについてもお伝えします。
長く家庭学習で使えるのでとてもおすすめです。
家庭学習の時の、ひとつに取り入れてみて下さい!!
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よいか
夫婦で節約ライフなどを発信中
【経歴】
☑大学では、小学校教育・幼児教育専攻
☑コモンセンスペアレンティング講座修了
☑夫は簿記経理の知識で節約、私は教育に関する記事を書いています
※コモンセンスペアレンティングとは:子供の適切な行動を増やし、良くない行動を減らす関わり方や具体的なコミュニケーションのとり方など6項目のプログラムを学ぶ
20玉そろばんおすすめのポイントと伸ばせる力
おすすめのポイント
伸ばせる力
- 数が苦手な場合の補助教材となる
- 数字と数の理解→数字をそろばんの玉で表し数を視覚的にとらえれる
- 数の分解→さくらんぼ計算の理解
- 繰り上がりや繰り下がりの理解→繰り上がると玉がどう増えるか、繰り下がるにはどこから数をもらうのか理解する
- 計算の基礎の理解と習得
うちは、子供が数を理解するのが苦手なので、数と数字の理解を深めるため20玉そろばんを使って実際に手を動かしながら勉強の時に使っています。
学年が上がり、また基礎の定着で使う頻度は少なくなりましたが、計算でつまずいたりする箇所はそろばんの玉で数を確認して活用中です。
スモールステップで少しずつ、できる事を伸ばして行けるようにと毎日積み重ねの学習を心掛けています。
小学校入学前から、
・周りにある身近なものを数で表す
・数字と数の理解のために活用する
小学校入学してからは、
・さくらんぼ計算の理解
・繰り上がりの計算
・繰り下がりの計算
など、計算が難しくなりつまづく時に視覚的に数をとらえることができ基礎を習得でき、実際に数字を20玉そろばんの玉で表すので、数字と数の理解がとても深まります。
20玉そろばんの特徴と使いやすさ3点を解説
- 玉が大きく小さな手でも扱いやすく大きさがちょうどよい
- 5玉ずつ色分けされた10玉のそろばんが2段で使いやすい
- 価格が手頃
玉が大きく小さな手でも扱いやすく大きさがちょうどよい
そろばんの玉がひとつ1cm程で、小さなお子様の手から大人の手まで扱いやすく玉が木の素材で出来ていて、丸みがあり使いやすいです。
幼稚園年長さんだった頃の息子も、上手に玉をおいて数を数えることができていました。
サイズは、幅25cm×高さ4.5cm程で扱いやすい大きさですし、そろばんを机に出したままでも邪魔にならないです。
身近にいつもあれば分からなくなった時に、すぐに確認できるので便利です。
つまずく箇所を視覚で確認してから、次に進むと間違いがスムーズに理解できます!
5玉ずつ色分けされた10玉のそろばんが2段で使いやすい
・赤色5玉
・黄色5玉
の10玉が2段の20玉そろばんです。
5と5で分けられているので、数をとらえる時に見やすいです。
数を玉で表すと、視覚的にとらえることができ数の理解が深まります。
数を分解する時も5玉ずつで、色分けされているので理解しやすく20までの小さな数のまとまりで考えるので、とても分かりやすいです。
価格が手頃
とても高いものではないので、購入しやすく長く使えます。
私は、後で100玉そろばんも買い足したので大きな数でも、まとまりとしてとらえることがスムーズに進む場合、100玉そろばんの方がおすすめです。
うちは、小さい数からスタートしたかったので、20玉そろばんを先に購入ました。
うちの家庭学習での使い方
20玉そろばんは、幼稚園の頃から始めた勉強系の習い事で教えていただき家庭でも使い始めました。
その時、子供が先生といっしょに勉強していたように家でも取り組んだので下記にて解説していきます。
- そろばんの玉を数えながら玉を動かす練習
- さくらんぼ計算の導入にもなる数の分解の練習
- 10の分解の練習(1+9=10のようにたして10になる数)
- 10より大きい数の練習(11~20まで)
- さくらんぼ計算の練習(1と1で2など)
そろばんの玉を数えながら玉を動かす練習
最初に購入して、幼稚園年長さんくらいから使い始めた時にまず始めに、1段目の1~10までの玉を一緒に、
『1,2,3,4,5,・・・・10』と数えました。
日々積み重ねて、慣れてきたら、つぎは、2段目も一緒に、1~20まで数えました。
20玉そろばんに慣れてきたら、問題として
3にして → 玉を3個動かす
5にして → 玉を5個動かす
・
・
・
12にして → 玉を1段目の10個と2段目の2個を動かす
・
・
・
20にして → 玉を1段目の10個と2段目の10個を動かす
慣れるまで、うちは何度も練習しました。
「数が何と何でできているのか」という事を習得できたらという思いで取り組んでいました。
例えば、数字の3は、1と2や2と1、0と3や3と0など玉で表すことができます。
ここの取り組みでは、数字を聞くと、どのような玉を動かせばいいか自然と身に付き、頭でイメージでき計算の導入になります。
5玉ずつ赤色と黄色に色分けされているので、5以上の数になっても数をとらえやすいです。
さくらんぼ計算の導入にもなる数の分解の練習
- 6は、5と1
- 7は、5と2
- 8は、5と3
- 9は、5と4
- 10は、5と5 というように
6 | 5 と 1 | |
7 | 5 と 2 | |
8 | 5 と 3 | |
9 | 5 と 4 | |
10 | 5 と 5 |
色分けされた玉を見て
・数を見てすぐに数字を言う
・数をまとまりとしてとらえる
ことができます。
5以上の数の時、5をひとつのまとまりとしてとらえていますが、定着すると5は、3と2や2と3、1と4や4と1というようにさらに分解して数をとらえる力をつけることができます。
はじめた頃は簡単にできる事をと思い、少しずつ毎日を心掛けていました。
10の分解の練習(たして10になる数)
更に20玉そろばんに慣れた頃に、10の分解を始めました。
(※たして10になる数の練習)
10の分解
1の時は、 9のこる | 1+9=10 | |
2の時は、 8のこる | 2+8=10 | |
3の時は、 7のこる | 3+7=10 | |
4の時は、 6のこる | 4+6=10 | |
5の時は、 5のこる | 5+5=10 | |
6の時は、 4のこる | 6+4=10 | |
7の時は、 3のこる | 7+3=10 | |
8の時は、 2のこる | 8+2=10 | |
9の時は、 1のこる | 9+1=10 | |
10の時は、 0のこる | 10+0=10 |
玉を動かしながら、声に出しながら一緒に取り組みました。
私が言った数字の数をそろばんの玉で動かす練習
私:「1の時は?」
子供:「9のこる。1+9=10」
など
という感じで、問題を出して答えるという事をしていました。
10の分解は、計算の繰り上がり、繰り下がりの導入にもなります。
最初は、難しいようでしたが練習するうちに、自分でもスルスルと言葉と一緒にそろばんの玉を動かしていました。
小学1年生になり、
・たし算
・ひき算
・繰り上がり
・繰り下がりの計算
なども20玉そろばんを使って、視覚的に勉強できるのでおすすめです。
20玉そろばんは、自分から取り組めおり、そのおかげで10の分解の理解は、スムーズにできたように思います。
うちの地域の小学校では、算数は、数図ブロックを使って勉強しますが、数図ブロックも実際に手を動かして数の勉強をするので分かりやすいです。
うちの場合、低学年のうちは、計算の暗算ができるようになっても、間違えることがあったので数図ブロッグカードをコピーし画用紙に貼り筆箱にはさんでいました。
繰り上がり繰り下がりで戸惑った時に、表をみて確認していました。
視覚で数字(数)をとらえると、間違えずに計算できます。
10より大きい数の練習(11~20まで)
10より大きい数を扱うようになると、20玉そろばんはより便利です。
10のまとまりが2段になっているので、20までの数を考える時に分かりやすいです。
11 | 10 と 1 | |
12 | 10 と 2 | |
13 | 10 と 3 | |
14 | 10 と 4 | |
15 | 10 と 5 | |
16 | 10 と 6 | |
17 | 10 と 7 | |
18 | 10 と 8 | |
19 | 10 と 9 | |
20 | 10 と 10 |
さくらんぼ計算の練習
地域によると思いますが、小学校1年生の時にさくらんぼ計算で数の分解をします。
- 2は、1と1
- 3は、2と1
- 3は、1と2
というように、「数が何と何でできているのか」という問題の時にも20玉そろばんを使って勉強すると理解が進みます。
数を玉で表すと頭でイメージするだけよりも分かりやすくうちの子供にはとても合っていました。
自宅にあるものや、100均商品を使って手作りのそろばんも使用していました。
簡単に作れます。
手作りの20玉そろばんでは、5玉と5玉で色分けせずに作りました。
色分けしていない玉でも
・数と数を認識できるように
・色に頼らずに数をとらえれるように
色分けせずに作りました。
まとめ
20玉そろばんで習得できたこと
身に付いこと
- 数と数字の理解
- たすと10になる10の分解
- さくらんぼ計算の考え方
- 繰り上がり繰り下がりなど計算の基礎
- 九九の理解と暗唱する力の基礎
- かけ算わり算への基礎
- 計算の筆算への基礎
- 少数の計算への基礎
- 分数の計算への基礎
- 勉強する習慣
- 「計算はできる」という子供の前向きな考え方
※前向きな考え方が身に付いてとても嬉しいことです
小さな頃から生活の中で数(数字)を玉で表せる習慣を身に付けていると計算などスムーズにできるように思います。
たし算ひき算は、かけ算わり算など計算が難しくなっても必ず必要なものです。
小さな頃は、「こんな事もできないで難しい計算できるのかな」と不安でしたが積み重ねで、
できるようになりました。
高学年になり分数の通分の単元ではじめは、難しくて最小公倍数を見つけるところで苦戦していたのですが何度も練習すると一人で、できるようになりました。
日々の積み重ねの力を実感する瞬間です。
小学校入学前は、習得するのに時間が掛かるのでどうなるんだろうと不安いっぱいでしたが、家庭学習や学校の先生方、お友達との関りで大きく成長することができました。
そんな次男が、初めて自分から習いたいと言った習い事が、明光義塾でしているプログラミングでした。
体験学習からスタートして現在2年目です。
大きな塾なので最初は、不安だったのですが、ゆっくりタイプの次男に合わせて丁寧に関わって頂き、楽しく通っています。
課題の小さな成長や達成も認めてもらえる関り方で、本人の自信につながっているんだなと感じています。
また、保護者との定期的なカウンセリング(懇談)などもあり、子供に合わせた目標や学習への取り組み、不安に本当に丁寧に関わって頂けてとてもおすすめです。
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算数は繰り返しと発展の学習
子供と一緒に勉強して一番分かったことは、「算数は、繰り返しと発展の学習」ということです。
学年が上がり、教科書の内容は難しくなりますが各学年ごとの算数の教科書を見ると各単元の繰り返しと発展の学習・勉強です。
高学年のうちの子供も、この単元は前の学年でもやったことがあると勉強するうちに言ってくるようになりました。
- 同じ単元の繰り返しの学習・勉強
- 前の学年の同単元の発展した内容の学習・勉強
ですので、基礎を習得することの大切さを感じます。
うちの場合、数の理解が少し苦手なタイプですが、積み重ねにより「これは難しいな」と思うような内容も何度か練習するとできるようになったりします。
いつからでもあきらめずに取り組めば、身に付くという事も実感しています。
やはり、積み重ねの大切さと補助になる教材(うちは、20玉そろばん)の必要性を感じます。
計算が難しくなり、つまずいたりする時は20玉そろばんで数の理解を深めてみて下さい。
少しづづ、数の理解を積み重ねて楽しく勉強する習慣をつけていけると思います!
20玉そろばんですが、側面に磁石が付いているので、連結して大きな数としても使えるようです。
うちは、20玉そろばんとは別に、100玉そろばんも後に購入しました。
デメリットは、無くとても助けてもらいました。
是非、家庭学習の時に、20玉そろばんの活用がおすすめです。
最後まで、お読みいただいてありがとうございました!! よいか
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