※この記事は、2024年6月16日に更新しました。
Looopでんきは、再生可能エネルギーをもっと身近に感じてもらいたいという会社の想いにより基本料金と燃料費調整額が0円で利用できる新電力です。
世帯人数が多い家庭ほど同時に使用する電気の量が必要でアンペア数が大きくなり、基本料金も高くなりますが、Looopでんきは、基本料金無料なのでそれだけでメリットが大きくお得で節約になります。
Looopでんきに乗り換えたいけど、プランの特長など分からず詳しく調べるのも面倒で乗り換えをためらっている方も多いのではないでしょうか?
そこでLooopでんきの料金プランスマートタイムONEの特長など以下の悩みを解説します。
また、Looopでんきでは、容量市場開設にともない(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
大手電力でもエリアによっては、2024年4月1日から料金見直しを実施していますので下記項目を参照してくださいね。
また、こちらの記事を参考にしてください。
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Looopでんきと中部電力を比較しています。こちらもぜひお読みくださいね。
Looopでんきの会社の特長とお得なポイント3つ
新電力のLooopでんきは、2011年の東日本大震災により設立した電力会社です。
被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動がきっかけで、最近のエネルギー不足の問題や、地球環境を考慮しながら電気を届けて行きたいという考えの会社です。
再生可能エネルギーや環境問題などに興味がある方におすすめの新電力会社となっています。
供給エリアは沖縄と離島を除く全国となり、2021年時点で契約者数は30万件を超えていてたくさんの方に選ばれています。
経済産業省が公表している「電力需要実績」※1において、独立系※2新電力各社の中で第1位の実績を取得しています。
※1 経済産業省資源エネルギー庁による「電力調査統計」
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/electric_power/ep002/results.html
※2 独立系とは、大手ガス/通信関連会社/電力会社等の子会社ではないことを指します。引用元:Looopでんき公式サイト
お得なポイント①
- 基本料金・燃料費調整額が無料0円
お得なポイント②
- 電力量料金単価が市場価格の影響をうけ30分単位で変動する
お得なポイント③
- 安い時間帯の電気を使う「ピークシフト」で電気代を節約できる
以下の項目でお得なポイントについて詳しく解説します。
基本料金と燃料費調整額が0円でメリットが大きい
LooopでんきのスマートタイムONEは、毎月の基本料金・燃料費調整額が0円です。
毎月請求される電気代は、基本料金・使用電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の合計となっています。(再エネ賦課金は、各社同単価のためどの電力会社でも変わりません。)
※Looopでんきでは、2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
世帯人数が多い家庭ほど同時に使用する電気の量が必要でアンペア数が大きくなるので基本料金も高くなりますが、基本料金0円だと大手電力と比べて3~5人世帯では毎月1,000円~2,000円の節約になるのでそれだけで大きメリットです。
大手電力会社の電力量料金単価や燃料費は、上昇し続けていてそれが光熱費が高くなる要因です。
しかし、Looopでんきは、どちらも無料なので家計費節約になりメリットが大きいです。
大手電力会社ではアンペア制を採用しており、一般的にアンペアごとに基本料金がかかり世帯人数が多くなるほどアンペアが大きくなるので、基本料金も高くなります。
一般家庭向けの料金プランだと4人家族の場合40~50アンペアになります。
東京電力を例にすると、40アンペアで1,180円、50アンペアで1,476円となっています。
年間だと14,160円~17,712円となり、15,000円程の節約になり家族が多い方にとって基本料金無料はメリットが大きいですね。
Looopでんきは電気を使った分だけ支払う料金体系になっています。
- 原材料の価格変化に応じて上下し毎月変動する電気料金に含まれる金額のこと
- 燃料費が基準価格よりも低ければ電気料金からマイナス、高ければプラスされる
- 多くの新電力も旧一般電気事業者と同じ算出方法を導入している
- 各電力会社によって単価は違う
電気料金の内訳の燃料費調整額は、毎月変動する電気料金に重要なものです。
基本料金や電力量単価が大手電力会社と比べて安い料金でも、燃料費調整額の差で電気代が高くなることもあるので基本料金だけでなく燃料費調整額も無料で利用できるのは、節約するのにとても大きなメリットとなります。
※注意「スマートタイムONE(電灯)」の場合のみとなります。「スマートタイムONE(動力)」では基本料金が発生します。
Looopでんきの申込は公式サイトから簡単にできます。
解約手数料なし、契約期間のしばりもなし安心して乗り換えできます。
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大手各エリアの基本料金を比較して節約額チェックと料金見直し
参考に大手電力の各エリア別の基本料金を表にまとめたので節約額をチェックしてみてくださいね。
一般的に、4人世帯の場合40~50アンペアとなります。
備考として年間(12か月)でいくら節約できるか概算で計算しています。(40Aと50Aの場合)
大手電力各エリア別基本料金
(従量電灯Bのエリア)
エリア | 北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 九州 |
プラン (1契約) | 従量電灯B | 従量電灯B | 従量電灯B | 従量電灯B | 従量電灯B | 従量電灯B |
2024.4/1 ~見直し | あり | 無 | あり | あり | 無 | 無 |
10A | 402.60 | 369.60 | 311.75 | 321.14 | 302.50 | 316.24 |
15A | 603.90 | 554.40 | 467.63 | 481.71 | 453.75 | 474.36 |
20A | 805.20 | 739.20 | 623.50 | 642.28 | 605.00 | 632.48 |
30A | 1,207.80 | 1,108.80 | 935.25 | 963.42 | 907.50 | 948.72 |
40A | 1,610.40 | 1,478.40 | 1,247.00 | 1,284.56 | 1,210.00 | 1,264.96 |
50A | 2,013.00 | 1,848.00 | 1,558.75 | 1,605.70 | 1,512.50 | 1,581.20 |
60A | 2,415.60 | 2,217.60 | 1,870.50 | 1,926.84 | 1,815.00 | 1,897.44 |
年間節約額 (40Aの場合) | 19,324.8 | 17,740.8 | 14,964 | 15,414.72 | 14,520 | 15,179.52 |
年間節約額 (50Aの場合) | 24,156.0 | 22,176 | 18,705 | 19,268.40 | 18,150 | 18,974.4 |
2024年4月1日以降、大手電力では、料金見直しが実施されているエリアがあります。
北海道・東京・中部電力では、基本料金が見直しとなっています。
東北・北陸・九州電力は、基本料金の料金見直しはありません。(※電力量料金単価の見直しはあり)
大手電力各エリア別基本料金
(従量電灯Aのエリア)
エリア | 関西 | 中国 | 四国 |
プラン | 従量電灯A | 従量電灯A | 従量電灯A |
15kWhまでの一律最低料金 | 最低料金15kWhまで | 最低料金11kWhまで | |
2024.4/1 ~見直し | あり | あり | あり |
基本料金 (6kVA未満) | 522.58 | 759.68 | 666.89 |
年間節約額 (12か月) | 6,270.96 | 9,116.16 | 8,002.68 |
関西・中国・四国電力の基本料金は、2024年4月1日から料金見直し後の料金です。
一般家庭向けの容量は、6kVA未満です。
基本料金無料で利用できるので、年間にすると節約額はとても大きくLooopでんきはお得に利用できる新電力です。
ただし、LooopでんきのスマートタイムONEは、市場連動型プランとなり、料金単価が30分毎に変動しますので、1日の中では単価変動が2倍以上になる場合があり注意が必要です。
Looopでんき公式サイトでは、住んでいるエリアと世帯人数をチェックするだけで年間いくら節約できるかすぐにわかります。
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Looopでんき容量拠出金の請求について
将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)
Looopでんきでは、2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
容量市場とは何かまた導入の目的を解説
容量市場とは?(2020年開設・2024年導入)
- 将来の電力供給力(kW)を確保するための市場
- 将来の国内での電力の供給能力を効率的に確保する仕組み
- いろいろな電気事業者が電力の供給能力を確保する手段のひとつ
- 電気が必要な需要のピーク時に十分な電力の確保
- 電気の安定供給
- 電気事業者の安定した運営
- 電気料金の安定化など消費者にとってメリットになる
電気を昼間使うことでお得に利用できるスマートタイムONE
「スマートタイムONE」は市場連動型プランとなり、料金単価が30分毎に変動します。
電気を使うタイミングによって単価が安くなるのがスマートタイムONEの大きな特徴です。
また、市場価格が安くなる春や秋は、固定単価のプランよりも安く使うことができますが、市場が高騰してる夏や冬は、固定単価のプランよりも高くなるリスクがあります。
上記グラフのように市場価格が安かった日の場合、9時~15時頃までの昼間の時間帯の最安値0.01円ですが、15時以降~翌朝8時頃までの時間帯の最高値は8.35円となり価格差が大きくなっています。
また、市場価格が高かった日の場合、最安値13.25円ですが、最高値は80円とかなり大きな価格差があります。
市場価格が高い場合、注意が必要です。
春や秋など電力使用量が少なく市場価格が安い時期は、ピークシフトで安い時間帯に電気を使うことでお得な料金で利用できます。
2024年4月1日以降、Looopでんきの電気料金は、下記内訳を合わせた金額になります。
①基本料金無料「スマートタイムONE(電灯)」の場合のみ
②電源料金(30分毎に変動する料金単価)
③固定従量料金(毎月固定の料金単価)
④電力使用量
⑤制度対応費(再エネ賦課金と容量拠出金相当額)
※2024年4月1日以降、新たに請求される
①+(②+③)×④+⑤=電気料金
Looopでんきは、太陽光発電量が最も多くなる昼間の時間帯に電気料金単価が安くなります。
Looopでんきは、太陽光発電に力を入れているため日中の時間帯に電力量単価が安くLooopでんきの大きな強みです。
多くの人が夕方~夜に電気をたくさん使いますが、そうではなく昼間に電気を使うことができる方は、安い電力量料金単価で利用することができるので、そのような生活スタイルの方にはメリットがありお得です。
夕方から夜ではなく昼間の時間帯に電気を使う方にはお得な料金プランです。
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太陽光発電で昼間の時間帯でも安くなる
市場価格は日中の需要が高い時間帯に高くなりがちですが、Looopでんきは太陽光発電をとりいれていてるので日中の電力量単価は安くなっています。
電力会社によっては夜中や早朝が市場価格が安い傾向ですが、そうなると安い時間帯に家電を使用しなければならず、生活スタイルを変える必要がでてきます。
ですがLooopでんきは生活スタイルを変える必要はなく無理なく節電できるのは助かりますね。
ただし、1日の中では単価変動が2倍以上になる場合があるので注意は必要です。
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ピークシフトを有効活用して電気代を節約
各ご家庭の中で 「ピークシフト」を行うことで、電気代節約になります。
「ピークシフト」とは、電気代が安い時間帯にまとめて電気を使うことで、電気代を抑えることができます。
電気料金単価が高い時間帯に電気を使わない「ピークシフト」をすることで、節電を意識しなくても、電気代を節約することができます。
「ピークシフト」は、ゲームをするように料金単価が確認できるアプリや専用サイトがあります。
下記の方は、とくにおすすめです。
- スマート家電をお持ちの方
- 電気の使い方をご自身でコントロールできる方
- 節約節電の意識が高く、面倒にならない方
また、東京電力エリアのみですがガスとセットで契約することで電気代が割引になります。
気になる方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認してくださいね。
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解約金や違約金なしなので安心して乗り換えれる
Looopでんきはいつ解約しても解約金・違約金がかかりません。
Looopでんきを利用して合わなかった場合、仮に短期間で解約しても契約期間の縛りはないので解約手数料もかかりません。
違う電力会社へ乗り換えたい時も自分で連絡は不要で、切替先の電力会社から手続きしてもらえます。
もし、申し込み後キャンセルする場合は、Looopでんきのコンタクトセンターへ連絡できるので安心ですね。
Looopでんきコンタクトセンター
0120-707-454(9時から20時)
※番号は確認下さい
解約金など不要なので、市場価格が安い時期に利用し、市場価格が高い時期にはまた乗り換えるなど電力自由化のメリットを最大に利用してお得に節約することもできます。
新たに新電力に乗り換える時には、上場企業運営の無料で利用できる電力比較サイト「エネチェンジ」がおすすめです。
エネチェンジは、郵便番号などを入力するたけでお得な新電力を多数比較することができます。
また、ギフト券やキャッシュバックなどの 「限定特典」のある新電力もチェックできます。
新電力へ乗り換えるときに、契約期間の制限がない会社がおすすめですので合わせてそちらもいっしょに確認しましょう。
その点、Looopでんきは、契約期間の縛りも解約手数料も不要なので安心して乗り換えできますね。
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Looopでんきのデメリット
- スマートタイムONEは市場連動型プラン
- 電気料金の予測や管理が手間
スマートタイムONEは市場連動型プラン
スマートタイムONEは、市場連動型プランのため、単価が固定されておらず料金単価が30分ごとに変動します。
市場価格が上がると電力量料金単価も高くなり、電気料金も連動して高くなります。
市場価格は常に変動するので個人で予測することは、非常に難しいですよね。
電気料金が思ったよりも高いなんてことも起こりえますので、注意が必要です。
市場価格に連動するため事前に料金単価がわからず、請求書が届くまで電気料金がわかりくいです。
市場価格は急騰する場合もあり電気料金が急に高くなる場合もありえます。
市場価格の急騰が家計にダメージとなりリスクヘッジしにくい点です。
電気料金の予測や管理が手間
スマートタイムONEで電気料金が高い時間帯や毎日の電気の使用状況、30分ごとの料金単価をアプリやWEBサイトで把握する必要があります。
アプリやWEBサイトで管理する手間が増えるので、面倒に感じる方にとってはデメリットですが管理などをしっかりしたい方にとってはメリットになります。
安い時間帯に電気を使用する「ピークシフト」をゲームのように取り組めるアプリや専用サイトがあるので負担にならない方は、節約の意識にもつながるので家計を管理するためにも良いです。
まとめ
電力供給が、需要より多くなる昼間の時間帯の電気料金単価は安くなります。
電気料金単価の安い昼間の電気を使用することで、太陽光発電された電気を使うことができます。
再生可能エネルギーや地球環境に考慮した考えをお持ちの方にとっては、とても共感でき、Looopでんきを利用することで、ご自身も環境問題に貢献できると思います。
しかし、スマートタイムONEは、電力市場価格と連動し、市場の価格変動の影響を受けます。
市場価格が高くなった場合は、固定単価の電気料金プランよりも高くなる可能性があります。
下記のような方におすすめの電力会社
- 電気の使い方コントロールできる方
- 高い時間帯や毎日の電気の使用状況を把握して管理できる方
- 地球環境に配慮した電気を使いたい方
今の電気料金とお使いの状況をしっかりと考慮して、是非シュミレーションしてみてください。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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