中部電力パワーグリッドの供給エリア(愛知・岐阜・三重およびその周辺)にお住まいの方で
- 光熱費の見直しをしたい
- 新電力のLooopでんきについて知りたい
- 新電力へ乗り換えたいけど不安
- 大手電力と新電力を比較してどちらがお得になるか知りたい
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
毎月掛かる電気料金の内訳や料金プランなど詳しく分からず引き落とされるままとなっている方もいらっしゃるかと思います。
電気料金の内訳を知ると光熱費を見直す機会になります。
この記事では、中部電力おとくプランとLooopでんきスマートタイムONEを比較してどちらがお得になるかまとめました。
Looopでんきでは、2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
Looopでんきへ乗り換え前に知っておくべき注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
中部電力でも、一般家庭向け料金プランおとくプランを含め、2024年4月1日より低圧のすべての料金メニューで電気料金単価の見直しが実施されます。
政府の電気料金激変緩和措置も2024年5月終了予定で、6月以降は補助がなくなります(2024年3月現在)ので、電力をたくさん使う季節の前に電気料金を見直してみてくださいね。
電気代値上げの記事は、こちらを参考にしてくださいね。
私は、2023年7月から上場企業運営の無料比較サイト「エネチェンジ」を利用してJapan電力へ乗り換えました。
乗り換え後、10か月現在の節約額は、約8,500円程です。
現在、エネチェンジからLooopでんきに申し込むと11,000円現金キャッシュバックキャンペーン中です。(2024年6月1日~2024年6月30日)※適用条件あり
\今なら限定特典がもらえる/
Japan電力についてはこちらを参考にしてください。
政府の電気料金激変緩和措置について解説
世界情勢の変化によるエネルギー価格の上昇で電気代・ガス代ともに影響を受けています。
その対策のひとつが、一般家庭と企業の電気代・ガス代の負担を軽減する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」です。
補助の期間は、2023年9月~2024年4月までと、2024年5月については、補助金が減額されています。(※電気とガスで設定が違います。この記事では、電気のみ取り上げます。)
契約中の電力会社がこの事業の申請手続きをして採択されると自動的に月の電気代から補助金額分だけ値引きされるので、補助を受けるための申請は必要ないです。
項目 | 対象 | 2023.1~8月 使用分の補助金額 | 2023.9月~2024.4月 使用分の補助金額 | 2024.5月使用分の 補助金額 |
電気代 | 一般家庭・企業 (低圧) | 7円/kWh | 3.5円/kWh | 1.8円/kWh |
備考 | 2023.1~8月より 減額されている | 2023.9月~2024.4月 より減額されている 24.5月終了予定 |
例)2023.9月~2024.4月の期間の場合(3.5円/kWh)
1か月の電力使用量が400kWhの場合 400kWh×3.5円/kWh=1,400円/月の補助
例)2024.5月の場合(1.8/kWh)
1か月の電力使用量が400kWhの場合 400kWh×1.8円/kWh=720円/月の補助
値引き額の確認は、契約中の電力会社から送付される
- 電力使用量の検針票
- 請求書
- 契約者専用のネットで確認するマイページ
などでチェックできます。
政府の電気料金激変緩和措置は、2024年5月で終了予定となり、6月以降は補助がなくなるようです。(2024年3月現在)
電気代の効果的な節約は、今の使用状況に合ったぴったりの料金プランのある電力会社に乗り換えることです。
郵便番号を入力するだけで簡単に見積もりできる上場企業運営の無料電力比較サイト「エネチェンジ」でぴったりの電力会社をチェックするのがおすすめです。
私は、エネチェンジを利用して2023.7月から「Japan電力」へ乗り換えました。
\登録なし!郵便番号入力で簡単見積もり/
【Looopでんきと中部電力】電気料金を比較
新電力のLooopでんきは、2011年の東日本大震災により設立した電力会社です。
被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動がきっかけで、最近のエネルギー不足の問題や、地球環境を考慮しながら電気を届けて行きたいという考えの会社です。
再生可能エネルギーや環境問題などに興味がある方におすすめの新電力会社となっています。
LooopでんきのスマートタイムONEは、毎月の基本料金・燃料費調整額が0円で利用できます。
契約期間の途中で解約しても、解約手数料はかかりません。
Looopでんき
お得ポイント
- 基本料金・燃料費調整額が無料0円
- 契約期間の縛りや解約手数料なし
- 電力量料金単価が市場価格の影響をうけ30分単位で変動する
- 安い時間帯の電気を使う「ピークシフト」で電気代を節約できる
電力使用量が多い夏や冬の時期は、市場価格が高騰するため、毎月の電気料金が高くなる可能性がありますので、乗り換え前に必ずシュミレーションしましょう。
下記は、2023年1月~9月までのLooopでんき・スマートタイムONEと中部電力・おとくプランの4人世帯の電気料金比較表です。(引用元:Looopでんき公式サイト)
現在の電気料金と月間電力使用量を参考に比較してみてくださいね。
\公式サイトで料金シュミレーション/
Looopでんきについては、こちらに詳しく載せていますのでぜひチェックしてくださいね。
Looopでんき容量拠出金の請求について
将来に必要な電力供給が不足しないようにまた、安全な電力供給が確保できるように容量市場が開設されました。(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)
Looopでんきでは、2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
容量市場とは何かまた導入の目的を解説
容量市場とは?(2020年開設・2024年導入)
- 将来の電力供給力(kW)を確保するための市場
- 将来の国内での電力の供給能力を効率的に確保する仕組み
- いろいろな電気事業者が電力の供給能力を確保する手段のひとつ
- 電気が必要な需要のピーク時に十分な電力の確保
- 電気の安定供給
- 電気事業者の安定した運営
- 電気料金の安定化など消費者にとってメリットになる
2024年4月1日以降、Looopでんきの電気料金は、下記内訳を合わせた金額になります。
①基本料金無料
②電源料金(30分毎に変動する料金単価)
③固定従量料金(毎月固定の料金単価)
④月間電力使用量
⑤制度対応費(再エネ賦課金と※容量拠出金相当額)
※2024年4月1日以降、新たに請求される
①+(②+③)×④+⑤=電気料金
公式サイトでは、現在の使用状況を入力するだけで料金をシュミレーションできますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
\容量拠出金について詳しくチェック/
中部電力おとくプランの料金について
中部電力の一般家庭向け料金プランおとくプランを含め、2024年4月1日より低圧のすべての料金メニューで電気料金単価の見直しが実施されます。
一般家庭向け4人世帯の契約電流の目安は50Aとなっています。
値上げ前と24.4/1以降の金額の比較を下記の表にまとめました。
基本料金比較
会社 | 中部電力 | 中部電力 | 1か月値上がり額 | 年間値上がり額 |
期間 | 24.3/31まで | 24.4/1から | ||
契約電流 /プラン | おとく プラン | おとく プラン | ||
40A | 1,188 | 1,284.56 | +96.56 | +1,158.72 |
50A | 1,485 | 1,605.70 | +120.70 | +1,448.40 |
60A および 6kVA | 1,782 | 1,926.84 | +144.84 | +1,738.08 |
Looopでんきは、基本料金無料で利用できるので、年間にすると節約額はとても大きくお得に利用できる新電力です。
電力量料金比較
会社 | 中部電力 | 中部電力 | 24.4/1以降 差額 |
期間 | 24.3/31まで | 24.4/1から | |
プラン | おとく プラン | おとく プラン | |
最初の120kWh | 21.33 | 21.20 | ▲0.13 |
120kWh~300kWh | 25.80 | 25.67 | ▲0.13 |
300kWh~ | 28.75 | 28.62 | ▲0.13 |
2024年4月1日以降の料金見直しによりいくら負担が増えるか一般家庭の平均的な電力使用量で概算計算しています。(中部電力公式サイトで料金シュミレーションできますので詳しくはそちらも確認してくださいね。)
ぜひ参考にしてくださいね。
- 契約電流:4人世帯の目安は50A
- 燃料費調整額:4月(▲0.10円/kWh)、5月(0.04円/kWh)
(政府の補助金を含む) - 再エネ賦課金: 1.4円/kWhで計算
- 中部電力電気料金=基本料金+使用電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金
電気料金比較
会 社 | 中部電力 | 中部電力 | 値上がり額 |
期 間 | 24.3/31までの場合 | 24.4/1から | |
プラン | おとく プラン | おとく プラン | |
電力使用量400kWh | 4月:12,083.6 5月:12,139.6 | 4月:12,152.3 5月:12,208.3 | 4月:+68.7 5月:+68.7 |
電力使用量500kWh | 4月:15,088.6 5月:15,158.6 | 4月:15,144.3 5月:15,214.3 | 4月:+55.7 5月:+55.7 |
電力使用量600kWh | 4月:18,093.6 5月:18,177.6 | 4月:18,136.3 5月:18,220.3 | 4月:+42.7 5月:+42.7 |
- 基本料金は、契約電流により1か月あたりおおよそ100円~200円前後の値上がり
- 電力量料金は、使用量によりおおよそ50円~70円前後の値上がり
見直しによる増額分は、基本料金と電力量料金の値上がり分を合わせた金額です。
(※燃料費調整額や再エネ賦課金によって金額は変わります)
Looopでんきへ乗り換え前に知っておきたいこと注意点について
「スマートタイムONE」は市場連動型プランとなり、料金単価が30分毎に変動します。
電気を使うタイミングによって単価が安くなるのがスマートタイムONEの大きな特徴です。
また、市場価格が安くなる春や秋は、固定単価のプランよりも安く使うことができますが、市場が高騰してる夏や冬は、固定単価のプランよりも高くなるリスクがあります。
市場価格が高い場合、注意が必要です。
春や秋など電力使用量が少なく市場価格が安い時期は、ピークシフトで安い時間帯に電気を使うことでお得な料金で利用できます。
Looopでんきは、太陽光発電量が最も多くなる昼間の時間帯や21時以降の夜間は電気料金単価が安くなります。
Looopでんきは、太陽光発電に力を入れているため日中の時間帯や夜間は電力量単価が安くLooopでんきの大きな強みです。
でんき予報でお住まいの地域を選択すると、電気料金単価がわかります。
多くの人が夕方~夜に電気をたくさん使いますが、そうではなく昼間や夜間に電気を使うことができる方は、安い電力量料金単価で利用することができるので、Looopでんきだと電気代が安くなります。
そのような生活スタイルの方にはメリットがありお得です。
夕方から夜ではなく昼間の時間帯に電気を使う方にはお得な料金プランですが、1日の中では単価変動が2倍以上になる場合があるので注意は必要です。
必ずLooopでんき公式サイトで料金シュミレーションしましょう。
シュミレーションは簡単です。
①エリアを選択
②世帯人数を選択
2つのチェックをするだけで、電気料金のシュミレーションができますので、お得額をチェックするだけでもおすすめです。
\Looopでんき公式サイトでエリアと人数選択し簡単料金シュミレーション/
エネチェンジからLooopでんきへ申し込むと限定特典をもらえる
エネチェンジでLooopでんきに申込した方に、今なら11,000円のキャッシュバックがあります。(2024年6月1日~2024年6月30日)
適用条件や受取り方法など詳細は、ぜひエネチェンジで見積もりしてみてくださいね。
① 世帯人数
② 郵便番号
この2点を入力するだけでLooopでんきの見積もりがでますので、節約額をチェックしてくださいね。
\今ならLooopでんき×エネチェンジ限定特典をもらえる/
まとめ
中部電力の一般家庭向け料金プランおとくプランを含め、2024年4月1日より低圧のすべての料金メニューで電気料金単価の見直しが実施されます。
2024年4月1日以降、4人世帯の場合(おとくプラン)基本料金の値上がり額は、下記です。
契約電流 | 1か月あたりの 値上がり額 | 年間あたりの 値上がり額 |
40A | +96.56 | +1,158.72 |
50A | +120.70 | +1,448.40 |
60A | +144.84 | +1,738.08 |
値上がり額(概算)
- 月間電力使用量400kWhの場合 約70円
- 月間電力使用量500kWhの場合 約60円
- 月間電力使用量600kWhの場合 約50円
見直しによる増額分は、基本料金と電力量料金の値上がり分を合わせた金額です。
(※燃料費調整額や再エネ賦課金によって金額は変わります)
新電力のLooopでんきのスマートタイムONEは、毎月の基本料金・燃料費調整額が0円なのでその分お得に利用できます。
また、太陽光発電量が最も多くなる昼間の時間帯に電気料金単価が安くなります。
多くの人が夕方~夜に電気をたくさん使いますが、そうではなく昼間に電気を使うことができる方は、安い電力量料金単価で利用することができるので、そのような生活スタイルの方にはメリットがありお得です。
夕方から夜ではなく昼間の時間帯に電気を使う方にはお得な料金プランです。
しかし、市場価格が安くなる春や秋は、固定単価のプランよりも安く使うことができますが、市場が高騰してる夏や冬は、固定単価のプランよりも高くなるリスクがあります。
そして、Looopでんきでは、容量市場開設にともない(すべての小売電気事業者へ容量拠出金の支払い義務が新たに発生します。)2024年4月から「制度負担金」として容量拠出金を反映して毎月の電気料金と合わせて請求されます。
電気をたくさん使う季節の前に、電気代を見直してみて下さいね。
\解約手数料なし!電気料金をチェック/
最後までお読みいただきありがとうございました。
にほんブログ村
節電・節水・節ガスランキング